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Java組み込み機器ネットワークへのモバイルエージェントの導入と評価

研究課題

研究課題/領域番号 13780344
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関大島商船高等専門学校

研究代表者

浦上 美佐子  大島商船高等専門学校, 情報工学科, 助手 (30280457)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードモバイルエージェント / 情報検索の効率化 / ネットワークトラフィック / 生存時間
研究概要

携帯電話や情報家電機器などに使用されている組み込み機器に対して分散オブジェクト技術が適用され始め,ネットワーク化が進んでいる.本研究では,ネットワーク管理やサービス提供を自律分散的に行えるモバイルエージェント技術を組み込み機器ネットワークへ導入することを目的としている.
現在,組み込み機器はメモリ所容量,性能などが限られており,モバイルエージェントの導入には新しい技術が必要である.本研究では,組み込み機器にモバイルエージェントを導入するため,モバイルエージェントシステムの設計,実装を行った.組み込み機器のモデルとしてJavaVM内臓の組み込み系SIMMサイズコンピュータであるTINI(DALLAS/MAXIM社)を用いた.
また,PC上で導入されているモバイルエージェントシステムにおいて,エージェント数を無計画に増加させ,逆にエージェント自体がネットワークトラフィック増大の原因となってしまう例が多い.組み込み機器では,その数が膨大となるため,さらなるトラフィックの効率化が望まれる.既に,モバイルエージェントの個数を情報検索効率のパラメータとして考え,モバイルエージェントの"生存時間"とサーバ上の"ターゲット存在確率"の2つのパラメータがモバイルエージェントを導入する適切な状況を判断する主な要因となることを計算機シミュレーションにより示した.今後は,実際に組み込み機器ネットワークにおいて,この2つのパラメータを導入し,効率化の実験および評価を行う.

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Misako URAKAMI, Tetsuya SHIGEYASU, Hiroshi MATSUNO: "Performance Evaluation of Mobile Agent on Its Living Time and Target Existing Rates in Servers"The 22nd International Conference on Distributed Computing Systems Workshops, IEEE Computer Society Press. 341-346 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 浦上美佐子, 重安哲也, 松野浩嗣: "モバイルエージェントシステムのための最適なエージェント数の検討"マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム論文集(情報処理学会). 283-288 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 浦上美佐子, 重安哲也, 松野浩嗣: "モバイルエージェントの機動性とその数に着目した情報検索の効率化"大島商船高等専門学校紀要. 34号. 53-58 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Misako URAKAMI, Tetsuya SHIGEYASU, Hiroshi MATSUNO: "Performance Evaluation of Mobile Agent on Its Living Time and Target Existing Rates in Servers"The 4th International Workshop on Multimedia Network Systems and Applications (MNSA'2002). (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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