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サイバーシティモデルと空間情報基盤を用いた都市性能評価に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780375
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 自然災害科学
研究機関筑波大学

研究代表者

村尾 修  筑波大学, 社会工学系, 講師 (70292753)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードサイバーシティ / GIS / IKONOS / 東京 / 台湾集集地震 / 空間情報 / 防災性能 / 渋谷 / 地理情報システム / 空間情報基盤 / 都市防災性能 / 都市評価
研究概要

本研究は,研究代表者が過去に提案したMUSE(the Method of Urban Safety Analysis and Environmental Design)と名付けられた都市の解析手法のビジョンを社会的に実用化することの可能性を考察することを目的としている.これは,GIS(地理情報システム),モバイルコンピュータ,リモートセンシングなどの最新情報通信技術を用いて,都市の情報を認識し,リアルタイムシミュレーションを行い,防災・環境等を考慮した都市の解析・評価・設計等を行うものであり,また21世紀における市民・都市空間・情報との関わり方のビジョンを示したものであった.本奨励研究では,東京都内の渋谷を「サイバーシティ」モデル地域とし,国際的な標準化が進められている都市空間データ基盤の性能的な定義を明確にし,都市の物的環境要素の関係性から仮想のデジタル都市「サイバーシティ」を構築し,建物倒壊危険性など都市状況を把握するための空間情報基盤の可能性を検討した.平成13年度は,(1)空間データ基盤標準化の動向整理GISの分野で世界的に進められている空間データ基盤標準化の動向を整理し,それらを踏まえ都市性能を考慮した各物的要素の定義づけを行い,(2)都市評価手法を整理し,「サイバーシティ」に必要な要素を抽出した.また研究を進めていくうえで必要となる画像処理,CADソフトおよびPC等を購入した.平成14年度は,東京都内の渋谷駅周辺地域を対照地区としてとりあげ,サイバーシティを構築し,現実の都市とコンピュータ上の都市との関係について考察した.また実際に被害を受けた地域として,台湾の集集地区をとりあげ,IKONOSによる衛星画像を用いて,地図データの整備されていない地域における復興状況把握の困難性とメリット,そして可能性について検討した.

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 村尾修, 市古太郎, 中林一樹ほか: "集集鎮における1999台湾集集地震の復興調査報告"日本建築学会技術報告集. 第17号(発表予定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Osamu MURAO, Taro ICHIKO, Itsuki NAKABAYASHI: "THE PROCESS OF RECOVERY AND RECONSTRUCTION IN CHI-CHI AREA"Proceedings of the 6th Japan/United States Workshop on Urban Earthquake Hazard. (発表予定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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