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ノックアウトマウスを用いたPI(4)P5-kinaseの生理機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 13780518
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機能生物化学
研究機関(財)東京都医学研究機構

研究代表者

佐々木 純子  財団法人東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 研究員 (30333371)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードホスファチジルイノシトール4-リン酸5-キナーゼ / ノックアウトマウス / ホスファチジルイノシトール45-二リン酸 / ホスファチジルイノシトール4,5-二リン酸
研究概要

ホスファチジルイノシトール4-リン酸5-キナーゼα(PIP5Kα)は、多彩な機能を有するホスファチジルイノシトール4,5-二リン酸(PIP_2)を合成する酵素である。本研究ではPIP5Kαの生理機能解析を目的とし、PIP5Kαのノックアウトマウスの作製を行った。今年度はこのマウスの作製に成功し、表現型解析に着手した。
PIP5Kα欠損マウスは生存可能であり、メンデルの法則に従って出生した、雌雄共に生殖可能であり、外見的には健常であった。PIP5Kαの生理機能解析の第一歩として、マスト細胞について解析を進めることにした。マスト細胞の増殖や分化、脱顆粒反応において、ホスホイノシチドの一種であるホスファチジルイノシトール3,4,5-三リン酸(PIP_3)が中心的な役割を果たしている一方、PIP_2の関与についてはあまり知られていないからである。結果、PIP5Kα欠損マウスの骨髄由来マスト細胞では、マスト細胞への分化や増殖においては野生型と差がないものの、Fcε受容体刺激に伴う脱顆粒反応に異常をきたしていた。詳細なメカニズム解明に向けて、細胞内シグナリング分子の活性化、カルシウム濃度の変化を解析中である。また、マウス個体を用いたアレルギー反応についても解析を進めている。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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