研究課題/領域番号 |
13837031
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
伊藤 陽一 法政大学, 経済学部, 教授 (80061167)
|
研究分担者 |
斎藤 悦子 岐阜経済大学, 経済学部, 助教授 (90298414)
天野 晴子 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (50299905)
大竹 美登利 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40073564)
芳賀 寛 中央大学, 経済学部, 教授 (30218383)
伊藤 純 昭和女子大学, 生活科学部, 専任講師 (20322456)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | ジェンダー統計 / ジェンダー統計データベース / ジェンダー統計リーフレット / ジェンダー統計ハンドブック / 生活時間統計 / 性別表章 / NWEC / 男女共同参画会議専門調査会 / 共同参画会議専門調査会 / データベース / 統計ウエッブサイト / メインストリーミング / 無償労働評価 |
研究概要 |
1.日本政府の主要統計における性別表章の検討。2001年度後半に男女共同参画局からの独立法人国立女性教育会館(NWEC)への委託課題「日本政府の主要統計における性別表章の検討」を研究分担者10人中の7人が参加して終えた(座長:伊藤陽一、伊藤を含む7名以外の3名を加えて10名による)。この課題は本科研費プロジエクトにとって基礎的作業であった。10月末から6回の研究会を経て,政府統計に関して現時点でのジェンダー統計視角からの検討・評価報告書を提出した。 2.ジェンダー統計書とデータベースの構築。上記NWECのプロジェクトにおいて、(1)ジェンダー統計リーフレットを作成した。(2)NWECの現行『統計に見る女性の現状』の抜本的リニューアルとしてジェンダー統計のハンドブック作成作業を進めた。2003年3月までに作業の大半を終えた(出版は7月頃)。(3)ジェンダー統計ウエブサイトについては、NWECの現行データベースの改善をはかることが現実的と考え、改善方針を作成することとし、この作業を進めた。ジェンダー統計書とデータベースへの国際比較統計の取り入れと英語版の作成は、継続課題として残された。 3.地方ジェンダー統計書作成ガイドラインの作成。2001年度7-8月に都道府県と東京都下市区町村の調査を実施した。この結果と地方ジェンダー統計の必要性をふくめた論文をまとめ経済統計学会で報告した。作業は継続している。 4.国際的ジェンダー統計活動の検討。国連ECEのジェンダー統計ウエブサイトが、現時点での最先端の活動と見て、紹介・論評した。 5.論文執筆と学会発表。本プロジェクトは10名の代表・研究分担者と9名の研究協力者によって進められた。関係論文等の執筆は130を超えた。国際・国内学会・研究会での発表は全体で70を超える 6.パネリスト・講師等活動。海外・国内のジェンダー統計のフォーラム・パネリスト(NWECジェンダー・女性学フォーラム)や学習会等での技術指導(インドネシア)や講師活動(JICA/参画局:途上国政府職員訓練、厚生労働省、大阪府ほか)行い、更に関連する委員会(男女共同参画会議専門調査会)に参加した。 7.『ジェンダー統計関連論文等(日本)集成』No.1-No.3の編集・発行。課題遂行上、また今後の日本でのジェンダー統計研究の角度から必要な論文等集成を3冊発行した。No.1:pp.iii+297、No.2:pp.iii+346、No.3:pp.iii+383。
|