研究課題/領域番号 |
13851003
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
氷見山 幸夫 北海道教育大学, 教育学部旭川校, 教授 (20142771)
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研究分担者 |
山下 克彦 北海道教育大学, 教育学部札幌校, 教授 (80002468)
並川 寛司 北海道教育大学, 教育学部札幌校, 助教授 (90192244)
土居 晴洋 大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (40197992)
小野寺 淳 横浜市立大学, 国際総合科学部, 準教授 (50292206)
橘 ヒサ子 北海道教育大学, 教育学部・旭川校, 教授 (90007170)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
89,830千円 (直接経費: 69,100千円、間接経費: 20,730千円)
2005年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2004年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2003年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2002年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
2001年度: 22,230千円 (直接経費: 17,100千円、間接経費: 5,130千円)
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キーワード | LUCC / 土地利用・土地被覆変化 / 日本 / 中国 / 都市化 / 農地利用の変化 / 農村の持続可能性 / 森林の変化 / 湿地の変化 / IGBP / IHDP / 土地利用 / 地域間比較 / GIS / 地球環境変化 / 日本・中国 |
研究概要 |
LUCC(土地利用・土地被覆変化研究計画)に貢献する目的で、日本と中国において現地調査を含む地域レベルの研究、統計と各種地図の分析を中心とした全国レベルの研究、およびそれらの比較検討、整理とりまとめと発表を行った。主な成果は以下の通りである。 1)研究代表者が議長を務めるIGU-LUCC(国際地理学連合LUCCコミッション)の活動を通して、国際会議開催、出版、海外のプロジェクトの支援等を行い、LUCCに大きな貢献をした。特に中国におけるLUCC研究の普及と深化に成果をあげた。 2)新旧地形図、統計書などを用いて、日中のLUCC研究用のデータセットの開発と分析を進めた。その結果、中国における1990年代の都市拡大のスピードが日本の高度経済成長期の2倍に及んだことなど、長期的数量的2国間比較研究ならではの多くの知見を得た。また、国土交通省の「長期遡及土地利用データ整備」事業の立上げと指導に多大の貢献をした。 3)日中で広域をカバーする現地を実施し、調査の記録と膨大な写真情報をLUCC情報ベースの一部として整理し、研究に活用した。その結果、各地の土地利用の状況、自然災害が土地利用に及ぼす中長期的影響、観光産業の影響の増大、両国の農村地域の抱える問題等多岐にわたることがらについて多くの知見を得た。また電子機器を駆使した土地利用調査手法を発展させた。 4)CJLUC Project Reportを2001年度〜2005年度の間毎年刊行した。総頁数千頁に及ぶ。また研究代表者らが中心となり、Understanding Land-Use and Land-Cover Change in Global and Regional Context(Science Publishers)、Atlas-Land Use/Cover Changes in Seleted Regions in the World Volume I, II, IV(IGU-LUCC)などを刊行した。
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