研究課題/領域番号 |
13851004
|
研究種目 |
基盤研究(S)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター (2004-2005) 国立教育政策研究所 (2001-2003) |
研究代表者 |
清水 康敬 独立行政法人メディア教育開発センター, 理事長 (10016561)
|
研究分担者 |
榎本 聡 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 研究員 (20342610)
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
室田 真男 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (30222342)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
120,120千円 (直接経費: 92,400千円、間接経費: 27,720千円)
2005年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2004年度: 27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)
2003年度: 18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2002年度: 20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円)
2001年度: 40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
|
キーワード | 教育情報化 / 情報教育 / 教育情報 / 教育用コンテンツ / LOM / 教育情報ナショナルセンタ / NICER / 情報検索 / 教育情報ナショナルセンター / NIECER / インターネット / 教育の情報化 / 学習情報 / 情報検索システム / ポータルサイト |
研究概要 |
本研究では、わが国おけるあらゆる教育学習情報を扱う「教育情報ナショナルセンター(NICER)」の機能立ち上げに関する研究開発を行った。本研究のもっとも特徴的な成果は、学習オブジェクトメタデータ(Learning Object Metadata, LOM)による検索方式を開発したことである。これにより各地に散在するサーバに蓄積されている教育情報にLOM(タイトル、概要、キーワード、学習指導要領の関係、開発者、権利関係など)をNICERに登録し、LOMデータベースを検索した後にそれぞれのサーバから表示することができるようにした。また、教育用情報は学習指導要領によって分類し、教科書の目次からも検索できる。また、本研究では「かな」や「漢字かな混じり文字列」を入力しても、その文字列と同じ意味の漢字も一緒に検索できる「学習用語支援検索システム」を完成させた。このシステムでは漢字を1字、あるいは2字間違えて入力しても、正しい漢字をアドバイスしてくれる。さらに、NICERの英語ページを作成し、外国からの利用を可能とした。 NICERが扱うカテゴリーを初等中等教育から、高等教育、生涯学習までを追加し、これとは別に「日本を学ぶ」、「世界を学ぶ」、「著作権・情報モラル」のカテゴリーを設けている。そして、各種の学習支援システムを開発して運用している。本研究では、教育用コンテンツの充実について精力的に行った結果、5年間の目標値であった10万件を超える14万件の教育情報を登録することができた。また、平成17年度の利用アクセス数が300万アクセスを超えることができた。そして、任意に抽出した5,000校にアンケート調査表を送り、NICERの利用実態調査を実施した。その結果、多くの教員に利用されていることを明らかにした。 以上、本研究の成果はわが国における教育の情報化の推進に大きく寄与することができた。
|