研究課題/領域番号 |
13852011
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 東京理科大学 (2004-2005) 東京大学 (2001-2003) |
研究代表者 |
龍岡 文夫 東京理科大学, 理工学部, 教授 (70111565)
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研究分担者 |
東畑 郁生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20155500)
古関 潤一 東京大学, 大学院生産技術研究所, 教授 (30272511)
内村 太郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60292885)
田中 忠治 東京大学, 大学院・農学系研究科, 教授 (70167500)
塚本 良道 東京理科大学, 理工学部, 助教授 (50253505)
平川 大貴 東京理科大学, 理工学部, 助手 (40372990)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
101,660千円 (直接経費: 78,200千円、間接経費: 23,460千円)
2005年度: 17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2004年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2003年度: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2002年度: 28,860千円 (直接経費: 22,200千円、間接経費: 6,660千円)
2001年度: 24,180千円 (直接経費: 18,600千円、間接経費: 5,580千円)
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キーワード | 補強土構造物 / ジオテキスタル補強材 / クリープ変形特性 / 引張り試験 / 三軸圧縮試験 / 模型実験 / 数値解析 / 破砕コンクリート / 補強土工法 / ジオシンセティックス / 耐震 / 設計法 / 即時変形 / 残留変形 / 再生盛土材料 / ジオテキスタイル / 耐震補強 / リサイクル土 / コンクリート廃材 / 有限要素解析 / 設計強度 / 土構造物の耐震性 / 既設構造物の耐震補強 / プレロード / プレストレス / 非線形三要素モデル / 変形シミュレーション / 補強士構造物 |
研究概要 |
持続載荷及び繰返し載荷を受けるジオテキスタイルの変形強度特性を、系統的なジオテキスタルの引張り試験を行うことによって研究した。その結果、数週間以上に亘る荷重保持実験と多数回の繰返し載荷実験の結果を予測できる数学モデルを完成した。また、補強土の重要な構成材料である盛土材料の持続・繰返し載荷に対する残留変形特性を、各種の盛土材の持続・繰返し載荷三軸試験を系統的に行うことによって研究した。その結果を解析することによりその法則性を明らかにして、補強土盛土構造物の残留変形特性の数値解析の基礎データを得ることができた。更に、ジオテキスタイル補強盛土構造物の変形特性に関する模型実験を継続して、その数値解析法の開発を行った。特に、ジオテキスタイルで補強された盛土と擁壁を帯基礎によって載荷する小型模型実験を継続して行った。長期に亘る荷重保持試験と繰返し載荷実験を行い、ジオテキスタル補強材のクリープ破断の可能性、プレロードとプレストレスの効果を定量的に検討し、補強土の変形特性をFEMで予測する方法を開発した。最後に、破砕コンクリートを補強土構造物の盛土材料としての利用可能性を、供試体の締固め密度と拘束圧を系統的に変化させた圧密排水三軸圧縮試験を行うことにより検討した。特に、実際の粒度の材料を用いた直径30cm、高さ60cmの大型供試体を用いた三軸圧縮試験を実施した。その結果、良く締固めた場合は、最良質の盛土材とされている粒度調整砕石と同等の変形強度特性を発揮すること、その特性は高い拘束圧でも発揮されることが判明した。また、コンクリート廃材をセメント混合により改良してその物性を三軸圧縮試験により検討した。その結果、粒度調整砕石をセメント混合した場合とほぼ同等の変形強度特性を発揮できることが判明した。
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