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中南米出身の日系人を巡る相互支援ネットワークについての人類学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13871042
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 文化人類学(含民族学・民俗学)
研究機関関西外国語大学

研究代表者

梶田 純子  関西外国語大学, 外国語学部, 助教授 (70268382)

研究分担者 生月 亘  関西外国語大学, 短期大学部, 講師 (90300285)
谷本 和子  関西外国語大学, 国際言語学部, 助教授 (40269816)
研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード日系人 / 移民 / ネットワーク / 中南米 / 人口移動
研究概要

15年度は、最終年度であるので、2年間に調査し得られた情報・人脈から、枚方市周辺の中南米出身の日系人とその家族にインタビュー・参与観察し、さらに彼らが集まるイベントにも参加し、さらに詳しい情報を得た。
さらに関西では、大阪市や堺市、また集住地と言える、滋賀県の湖東地域(栗東-水口)を調査し、エスニックレストランや雑貨店主などにインタビューし、その実態を把握することにつとめた。
また群馬県・神奈川県・千葉県などの集住地を再訪し、この2-3年の移り変わりを見ることにより、枚方市と比較し、将来の町や人の変化を推測してみた。
そこから得られた情報を整理し、移動の状況・方法・行く先・その動機などを分析した。
エスニックインダストリーと言われる、レストランや雑貨店、トラックによる移動物品販売の実態、そこに集まる人々の意識・行動を主に調査観察することに力をいれた。
また学齢期に達した子供、または保育が必要な乳幼児を抱えた日系人とその家族が、子供の保育・教育をどうしているのか、将来をどう考えているのか、定住を望むのか、または自国へ帰国する希望を持っているのかを注意深く観察・インタビューした。
以上のことを調査・分析しながら、これからの地域(特に枚方市)の多文化化を観察し、共生または分生であるかをみてみた。
これからもこの調査・研究を継続し、日本に住む中南米出身の日系人とその家族が、日本でどういう生活をするのか、定住するのか、そうでないのかをじっくり観察していきたい。
また日本国内で移動する場合は、どういう動機・移動先・方法を調査し、彼らのネットワークの解明につとめていきたい。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 梶田 純子: "枚方市の中南米出身者(ラティーノ)を取り巻く環境と課題"関西外国語大学人権教育思想研究. 第6号. 39-53 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 谷本 和子: "ラテンアメリカ出身の日系人をめぐる人類学的研究への課題"関西外国語大学人権教育思想研究. 第6号. 3-13 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 梶田 純子: "枚方市の中南米出身者(ラティーノ)-ラティーノを取り巻く環境と課題-"関西外国語大学人権教育思想研究. 第6号. 39-53 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 谷本 和子: "ラテンアメリカ出身の日系人をめぐる人類学的研究への課題"関西外国語大学人権教育思想研究. 第6号. 3-13 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2023-05-01  

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