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現代ベルギー・フランス語圏文化の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13871056
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 仏語・仏文学
研究機関東京大学

研究代表者

野崎 歓  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60218310)

研究分担者 ドゥ・ヴォス パトリック (パトリック ドゥ・ヴォス)  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (00242032)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードベルギー / 文学 / 演劇 / 国際情報交換
研究概要

ベルギー・フランス語圏の文学・文化をめぐる基本的研究文献を探索し、重要な書籍の多くを入手し読むことで、通史的な理解を深めることができた。そこで得た知見を背景として、一方ではベルギー・フランス語圏で現在活躍する代表的な作家、詩人、批評家たち(ジャン=フィリップ・トゥーサン、ジャン=リュック・ウテルス、アンヌ・ペンデルス、ジャック・ド・デケール)と直接にコンタクトを取り、独自の文学的達成を示すその活動を間近に取材するとともに、他方では今日の演劇状況をめぐって、「二十世紀劇団」や「グルポフ劇団」といったもっとも注目される劇団のメンバーに話を聞き、過去の歴史の反省に基づく意欲的創作のあり方に触れることができた。
駒場キャンパスにおける、ジャン=フィリップ・トゥーサンを囲むベルギー文化シンポジウムの開催、アンヌ・ペンデルス講演会の開催をはじめ、これまで日本においてかえりみられることの少なかったベルギー・フランス語圏の文学者たちの仕事を紹介する機会を作り得たこと、日仏バイリンガル雑誌LesVoix(レ・ヴォア)におけるベルギー文化特集号の編集に加わることができたこと、そしてまたベルギーで刊行されたフランソワ・ダヌマルクの意欲的な翻訳詩集のプロジェクト-33カ国の研究者、翻訳家たちによるダンヌマルク作品の翻訳の試みを一冊に結集する-に参加することができたこと等、萌芽研究として充分に満足のいく成果をあげられたものと自負している。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 野崎 歓: "ジャン=リュック・ウテルス インタビュー"レ・ヴォア(Les Voix). No94. 38-40 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "ジャン=リュック・ウテルス『水道会社』翻訳"レ・ヴォア(Les Voix). No94. 34-37 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "アンヌ・ペンデルス「1996年、そこで」『さまよえる孤独』より翻訳"レ・ヴォア(Les Voix). No94. 41-44 (2001)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "ベルギー人は存在するか?"すばる. 6月号. 302-303 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Kan Nozaki(分担訳): "33 VOIX par Francis Dannemark"Cadex Editions. 94 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "ジャン=リェック・ウテルス インタビュー"レ・ヴォア(Les Voix). NO94. 38-40 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "ジャン=リェック・ウテルス 『水道会社』翻訳"レ・ヴォア(Les Voix). NO94. 34-37 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 野崎 歓: "アンヌ・ペンデルス「1996ねん、そこで」『さまよえる孤独』より翻訳"レ・ヴォア(Les Voix). NO94. 41-44 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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