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東南アジア諸国の統治能力に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13872010
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関明治大学

研究代表者

鳥居 高  明治大学, 商学部, 助教授 (70298040)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードマレーシア / マハティール / 開発行政 / 開発計画 / 統治能力 / 経済官僚 / 新経済政策(NEP) / 多種族国家 / 統一マレーシア国民組織 / 政権党
研究概要

1.研究の目的:本研究はマレー人、華人、インド人など複数の民族集団から構成される多民族国家(Multi-Ethnic)マレーシアを中心に「統治能力」に関する東南アジア諸国の比較研究を行うことを目的としている。具体的には独立以降の開発計画の策定、実行、調整、評価能力を「統治能力」と位置づけた上で、政府機構、官僚制度、政策内容の3者から有機的に捉え、比較分析を行うことを目的としている。
2.研究内容:独立以降今日に至るマレーシアの開発政策を見ると、(1)1957年から70年まで、(2)1971年から1981年まで、(3)1981年のマハティール政権誕生以降の大きく3つの時期に区分することができる。
本研究では主として、(2)ならびに(3)の時期を中心に研究を行った。中でも(3)のマハティール政権期に関しては、さまざまな制度上の変更がなされたにもかかわらず、既存研究がほとんどない上に、基礎データすら整備されていない状況にあり、そのデータ収集と整理に時間を費やすことになった。
3.研究実施結果:基礎データとしては、開発関係省庁の機構上の変遷に関するデータ収集と整理、開発予算に関するデータの収集と整理、閣僚名簿の収集と整理などを行った。また、こうした基礎データを収集・整理する傍ら、予算作成・財政制度の変化などに関して集中的に資料を収集し、分析作業を進めた。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] Takashi Torii: "The Mechanism for State-led Creation of Malaysia's Middle Classes."The Developing Economies. 51・2. 221-242 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高: "マレーシア"国民戦線"体制のメカニズムと変容"国際日本文化研究センター叢書. 39-63 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高: "アジア新世紀 5巻 市場"岩波書店. 233 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高: "マハティール政権下の開発政策とイスラーム"アジア研究. 49・1. 19-36 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高: "岩波講座東南アジア史別巻"岩波書店. 306 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高(共著): "アジア経済論(新版)(原洋之介編)"NTT出版. 462 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高(共著): "転換期のASEAN(山影進編)"日本国際問題研究所. 228 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高(共編著): "アジア中間層の形成と特質"アジア経済研究所. 307 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 鳥居 高: "講座東南アジア史No.9(末広昭編)"岩波書店. 391 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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