研究課題/領域番号 |
13874113
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
西村 幹夫 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (80093061)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | GFP / アスコルビン酸ペルオキシターゼ / 形質転換シロイヌナズナ / チラコイド膜 / カタラーゼ / 移行配列 / カボチャ / アスコルビン酸ペルオキシダーゼ / ストロマ / alternative splicing |
研究概要 |
前年度の研究からチラコイド膜結合型アスコルビン酸ペルオキシターゼのC末端70アミノ酸にチラコイド膜移行シグナルが存在することが示された。さらに十分条件としてGFPにこの移行シグナルを付加した融合タンパク質を発現する形質転換シロイヌナズナを作成した。作成した形質転換シロイヌナズナではGFPの蛍光が観察されず、GFPの特異抗体を用いた解析からは、GFP自身が発現していないことが判明した。このため他のタンパク質としてチラコイド膜に局在化させると活性酸素の除去に働くカタラーゼを標的タンパク質とした。カタラーゼ自身はペルオキシソームに局在するタンパク質であるため、ペルオキシソームへの移行シグナルを同定し、その移行シグナルを除くことが必要となる。解析の結果カタラーゼのC末端13から11アミノ酸の部分がペルオキシソームへの移行シグナルになっていることが判明した。今後カタラーゼをチラコイド膜に局在化させる実験系を確立していく予定である。
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