研究課題/領域番号 |
13875194
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
海洋工学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
平山 次清 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 教授 (00018061)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 海洋波 / 波数スペクトル / 方向スペクトル / 電磁波 / レーダー |
研究概要 |
前年度は主として数値シミュレーションにより手法を検討し、傾斜と波スペクトル・波傾斜スペクトルとの関係を調べ、方向波スペクトルの推定手法を幾つか考察した。 本年度は昨年度の数値シミュレーションを更に進めた。即ち方向スペクトルを与え、海洋波面を構成し、散乱断面積を従来の知見から推定した上で擬似PPI画面を作り、解析領域の違い(方向、面積)が推定波スペクトルに与える影響を検討した。 次に実際の舶用レーダでノイズ除去回路をカットして得られる画像データを入手し、数値シミュレーションによって考案された複数の推定手法を先の舶用レーダ画像データに適用して波数方向スペクトルを得て、船体運動による逆算スペクトルや目視結果との比較により、推定に最適と思われる方法を検討した。以上の手法を更に確認するために実験船による実海域試験の結果も使用した。このさい投入した小型方向波浪ブイや波浪追算による検証も行なう予定であったがブイによる検定は出来なかったが、推定手法開発という初期の目的をほぼ達成したと考えている。
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