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光合成プロセスの最適化アルゴリズムへの適用

研究課題

研究課題/領域番号 13876054
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 農業機械学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

村瀬 治比古  大阪府立大学, 農学生命科学研究科, 教授 (20137243)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード光合成 / 最適化アルゴリズム / 遺伝的アルゴリズム / 光呼吸サイクル / オートマトン / オートマン
研究概要

農学分野の多くの問題は非線形性が強く,また,解候補数も莫大であることが多い.そのような,問題に対しては従来の決定論的な計算手法による解析が困難である場合が多い.それらの問題を解くもしくは,近似解を得る手法として注目を集めているのが,適応的あるいは知能的手法で生物系由来アルゴリズムである遺伝的アルゴリズム(GA)や人工ニューラルネットワーク(ANN)が用いられる.本研究で開発したDNAアルゴリズムは(DNAA),GAやANNと同様な生物系由来アルゴリズムである.GAとDNAAの違いは,GAがエキソンのみを考慮に入れているのに対し,DNAAは,エキソンのみならずイントロンも最適化に貢献する要素として取り入れたことにある.エキソンとはタンパク質合成に必要な塩基配列であり,イントロンとはタンパク質の合成の際に情報源として用いられない塩基配列といわれている.イントロンの役割は未だ解明されていないが,その重要な役割の一つが,突然変異による致命的な遺伝情報の破壊を減少させることにあるといわれている.本研究では,人工生命を用いてこの仮定を検証し,そして文字列探索問題とナップザック問題を用いてDNAAの性能を評価した.その結果,エキソンによる突然変異に対する防御が,人工生命が繁殖する上で良い効果を与えていること,そしてより重要度の高いエキソンにより長いイントロンが付加すること,そしてDNAAは,GAと比較し高い突然変異率に対してより安定した推定が行えることが明らかとなった.

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Okayama, H.Kitabata, H.Murase: "DNA Algorithm"Journal of Agricultural Informatics. (印刷中). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] T.Okayama, H.Murase: "Leaf Cellular Automata"Journal of Japanese Society of High Technology in Agriculture. (印刷中).

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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