研究課題/領域番号 |
13877084
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
山本 博幸 札幌医科大学, 医学部, 助手 (40332910)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | Hox遺伝子 / DNAメチレーション / 胃癌 / 大腸癌 / マイクロサテライト不安定性 / CIMP |
研究概要 |
胃癌におけるゲノムワイドなメチル化異常(CpG island methylator phenotype ; CIMP)とマイクロサテライト不安定性(misrosatellite instability ; MSI)、局在との関連の有無を明らかにするために、hMLH1、p16^<INK4A>、MGMT、thrombos pondin-1、RAB-β、APC、p14^<ART>遺伝子のメチル化を、methylation-spcific PCRを用いて検討したところ、MSI-H胃癌の55%、MSS胃癌の18%がCIMP陽性で、前者に有意にCIMP陽性の頻度が高いことを明らかにした。また、hMLH1、p16遺伝子のメチル化は、有意に前庭部に多く認めた。 簡便で再現性高くゲノムワイドなメチル化異常を検出できるmethylation sensitive-amplified fragment length polymorphism(MS-AFLP)法を用いて、胃・大腸癌のゲノムワイドなメチル化パターンを検討した。胃・大腸癌において、発生部位とMSIおよびCIMPの有無により、それぞれに特徴的なHox遺伝子群をはじめとする遺伝子メチル化パターンが明らかになった。以上により、特にHox遺伝子群のメチル化に注目することにより、胃・大腸癌における発生部位に特徴的な発癌・進展機構、更には、MSIおよびCIMPとの関連を解明できるものと考えられた。
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