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白血病診断用独自作製DNAチップを用いた新規遺伝子の機能スクリーニング

研究課題

研究課題/領域番号 13877157
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関千葉大学

研究代表者

佐藤 武幸  千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教授 (30187207)

研究分担者 関 直彦  千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教授
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードDNAチップ / 白血病 / 造血幹細胞
研究概要

我々は、ALLとAMLを識別する50の遺伝子(Science 286:531-537,1999)を含み、さらに種々の細胞表面抗原遺伝子、薬剤耐性遺伝子、癌遺伝子・癌抑制遺伝子、白血病細胞内薬剤代謝関連遺伝子(薬剤の活性化および不活化)、転写因子関連遺伝子、シグナル伝達系関連遺伝子、接着因子関連遺伝子、アポトーシス関連遺伝子、ホメオボックス関連遺伝子、Polycomb・Trithrax関連遺伝子および種々の機能不明の新規遺伝子を加えたDNAチップを独自作製し、白血病患者10名の初発時白血病細胞、血球系細胞株CMK,CMSについて遺伝子発現を検討した。
CMK,CMS細胞は共に巨核球系細胞株であるが、前者は分化型であり後者は未分化型である。両者の比較により、proteoglycan-1,annexin V,vimentin等合計11種の遺伝子が分化関連遺伝子としてスクリーニングされ、検討をすすめている。
初発時白血病細胞は、頻回の検討を可能にするため、T7プロモーターを利用した系によりRNAを増幅した。ALLとAMLを識別する50の遺伝子以外にも、発現に差のある遺伝子がスクリーニングされており、リンパ系と骨髄系の分化との関連で検討をすすめている。
造血幹細胞とし、CD34陽性かつCD38陰性細胞は、CD34陽性かつCD38陽性細胞と比しより未分化とされている。臍帯血よりMACS社の磁気ビーズを用い両者を分離し、増幅後両者の発現を検討し、複数の遺伝子をスクリーニングした。現在分化との関連で、これら遺伝子の機能を検討中である。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Manabe, A.et, al.: "Delay of the diagnostic lumbar puncture and intrathecal chemotherapy in children with acute lymphoblastic leukemia who undergo routine corticosteroid testing"J.Clin.Oncol.. 19. 3182-3187 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] Fuse, A.et, al.: "Effect of gravity change on thrombopoiesis in mice"J.Grav.Physiol.8,63-64.. 8. 63-64 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤武幸, 外: "白血病の分類-DNAマイクロアレイ/DNAチップ"小児科診療. 65. 201-206 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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