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時計遺伝子を用いた時間生物学的がん遺伝子治療

研究課題

研究課題/領域番号 13877195
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東北大学

研究代表者

片寄 友  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (20302151)

研究分担者 海野 倫明  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (70282043)
鈴木 正徳  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (70206530)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード時計遺伝子 / 細胞周期 / 癌治療 / アデノウイルス / サーカディアンリズム / 抗癌剤 / プロモーター / 生体リズム
研究概要

抗腫瘍薬に対する癌細胞の感受性は、癌細胞の増殖状態、細胞周期により規定されており、癌細胞の細胞周期と薬剤投与のタイミングを合わせることで、副作用の少ない癌治療が期待されている。特に細胞分裂の中でDNA合成期、分裂期が薬剤に対する感受性が高いとされており、この時期の癌細胞に、あるいは正常細胞が休止期にタイミング良く薬剤を投与することが肝要である。しかし、癌細胞はheterogeneityが強く各癌細胞は一律に同期しておらず、サーカディアンリズムに合わせて薬剤を投与しても、効果が不充分なことが多い。そこで、時計遺伝子により癌細胞を調律し、さらに体内に生理的に存在する時計遺伝子蛋白により目的遺伝子発現をコントロールし、抗腫瘍効果の向上、副作用の低減を図り癌細胞に時計遺伝子産物により発現するベクターを構築し、生体リズムに合わせた遺伝子治療の可能性を探ることが最終的な目的である。
本年度は時計遺伝子およびプロモーター領域の単離およびサブクローニングを行い、発現ベクターを作製することを主な目的としており、発現ベクターの解析を行った。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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