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骨・関節感染症に対する遺伝子治療法開発のための基礎的実験

研究課題

研究課題/領域番号 13877243
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関長崎大学

研究代表者

弦本 敏行  長崎大学, 医学部附属病院, 講師 (60304937)

研究分担者 平潟 洋一  長崎大学, 医学部附属病院, 講師 (50238341)
進藤 裕幸  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30107677)
米倉 暁彦  長崎大学, 医学部・附属病院, 医員
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード骨関節 / 感染症 / バイオフィルム / MRSA / 緑膿菌 / 骨髄炎 / 実験モデル / 薬剤感受性 / 抗菌剤
研究概要

(1)臨床検出菌株に関する解析
1985年から1999年の15年間に当院整形外科で治療した感染症例から分離同定されたのち保存中の細菌株約4200株(重複株を調整して計1099株)に関するデータベースを完成させた。それから、各症例の病名、検体の種類および採取部位、使用したインプラントの種類と材質、さらに各菌株の薬剤感受性が簡単に把握することが可能となった。このデータベースを用いて整形外科感染症に関与した細菌株に関する各種の研究を行った。具体的には、(1)整形外科領域感染症例の起炎菌となった(1)メチシリン感受性黄色ブドウ球菌、(2)緑膿菌、(3)メチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌などの薬剤感受性についての分析、(2)交通外傷あるいは人工関節置換術後の感染症例の起炎菌についての解析などを行なって学会発表を行った。
(2)バイオフィルム形成in-vitroモデルの確立
黄色ブドウ球菌および表皮ブドウ球菌の標準株を用いて、バイオフィルム形成in-vitroモデルの作製を試みた。米国モンタナ州立大学Center for Biofilm Engineeringに助言と資料、菌株提供等の便宜を受け、static culture methodによるバイオフィルム形成モデルが完成した。本法は簡易でしかも整形外科領域の骨関節感染症の病態解析により適しているものと考えられる。形成されたバイオフィルムは走査電顕像によって観察可能である。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 弦本敏行, 米倉暁彦, 進藤裕幸: "当院整形外科領域における緑膿菌検出例の検討"日本骨・関節感染症研究会雑誌. 16. 66-69 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 山口貴之, 弦本敏行, 米倉暁彦: "人工関節置換術後の培養検査で検出された菌株の検討"整形外科と災害外科. 51. 645-648 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 和氣聡, 弦本敏行, 米倉暁彦: "整形外科領域外傷例より検出された細菌株の検討"整形外科と災害外科. 51. 649-652 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 弦本敏行, 米倉暁彦, 進藤裕幸: "当院整形外科領域感染症例より検出されたMethicillin-sensitive Staphylococcus aureusの薬剤感受性"日本骨・関節感染症研究会雑誌. 15. 32-36 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 弦本敏行, 米倉暁彦, 進藤裕幸: "当院整形外科領域感染症例より検出されたMethicillin-sensitive Staphyrococcus Aureusの薬剤感受性"日本骨・関節感染症研究会雑誌. 15. 32-36 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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