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Composite Graftによる口唇口蓋裂患者の顎裂部咬合形成法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13877338
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

石井 正俊  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (70212826)

研究分担者 朝比奈 泉  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (30221039)
研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード口唇裂・口蓋裂 / 骨移植 / 顎裂再建 / BMP / ニホンザル
研究概要

両側性人工顎裂への移植実験群では2mg/mlの濃度のrhBMP-2をPGSの坦体とともに使用し、rhBMP-2とPMCBの混合移植を行った。その混合重量比率をグループ1はrhBMP-2単独、グループ2はrhBMP-2とPMCBを1:1、グループ3は3:1、グループ4は4:1の4グループに分類した。これらの中で、グループ4で形成された骨架橋の骨形成量は陽性対照群と比較してもほぼ同程度であった。また海綿骨部では骨髄腔と不規則で太く成熟した骨梁構造が認められ、また層板構造が不規則で重なるようにみられる改造線も多く認められた。
このように形成された骨は、インプラント植立の母床として適したものであり、植立後の荷重によりさらに骨密度は増し、骨移植後に見られる骨吸収も防止できる者と思われる。
以上より実験的人工顎裂部において、rhBMP-2に少量の骨髄を混合移植することで自家骨移植とほぼ同程度の骨組織再生が得られた。そしてその形成された骨架橋は咬合形成に十分耐えられる骨組織であり、rhBMP-2は臨床の場でも顎裂郎への骨移植において補助的移植材料として有用であることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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