研究課題/領域番号 |
13878027
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 倉敷芸術科学大学 |
研究代表者 |
船倉 武夫 倉敷芸術科学大学, 産業科学技術学部, 教授 (70131620)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 総合学習 / そろばん / 和算 / 数理文化 / 郷土史 / 出張講義 / 江戸文化 / 社会人講師 / 数学教育 / 文化史 / 高大連携 / 浮世絵 / 数の世界 / 錦絵 / 著作権 / 数学史 |
研究概要 |
2003年4月から7月までは、2つ美術館での展覧会の企画準備を行った。2003年8月15日〜31日「江戸文化と数の世界-そろばんと錦絵-」展 於:倉敷市立美術館、9月10日〜28日「江戸文化と数の世界-和算と浮世絵-」展 於:加計美術館である。このため、春秋とも各種学会への出席は不可能であった。前半の展覧会では、8月23日ワークショップ「昔そろばんをさわろう」(共同:村松貴)を倉敷市立美術館展覧会場にて行った。続けて8月30日 市民講演会「岡山と和算」(共同:額田昭子)を倉敷市立美術館講堂にて行った。これらの内容は、11月7日講演「江戸時代の数の文化に学ぶ」教育改革フォーラム 於:大阪学院大学にて報告した。また、11月11日出張講義「数学とは何者か?-イメージの表と裏-」フロンティアハイスクール 岡山県立瀬戸高校で、一部を紹介した。12月6日講演「昔のそろばんを弾いてみよう-江戸文化と数の世界-」早稲田大学数学教育学会大会にて講演した。同会誌に講演記録として掲載することが決定している。2004年2月9日社会人講師による授業「岡山の数学の歴史-和算、算盤などを通じて-」岡山県立操山中学校にて、教育実践を行った。2時限目、パワーポイントを用いて、3クラス合同(約120名)授業を行った。配布資料(A4両面2枚)、プロジェクターを2台使用、1台スライド上映、1台ビデオカメラを接続して、講師の表情を主に、受講生徒の表情も映した。3、5、6時限目には、通常教室(3クラス)に分かれて、昔ソロバン(天2地5)による四則演算の実習を行った。アシスタント3名使った。この実践報告は、次年度、発表する予定である。この外、次の2つの書籍を編集・発刊した。2月28日数学教育学会冬季研究会発表論文集(1998〜2002年)を薄井正孝(数学教育学会理事)と共同編集し、本科研費を充当して50部発刊した。採録論文「浮世絵から数学を読み解く」が上記展覧会企画の下地である。3月26日和算書「小野光右衛門著:啓廸算法指南大成」岡山和算研究会(同会長:船倉武夫、解読分担代表:河田良人)を発刊した。
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