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プライシングメカニズムを導入したインターネット利用モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 13878056
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関京都産業大学 (2002-2003)
神戸大学 (2001)

研究代表者

安田 豊  京都産業大学, 一般教育研究センター, 講師 (30283899)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードインターネット / トラフィック / プライシング
研究概要

今年度も続いてプライシング・ポリシーを持ったネットワークサービスの運用状況調査と、それを実現するために必要となるトラフィック計測システムの設計・開発のための検討を行った。特に開発目標を統計情報を継続的に抽出・記録できるシステムに設定して調査・検討を続けた。
この一年の間に、多くの企業がネットワーク制御機器について、ソフトウェアによる実装からハードウェアによる実装に回帰してきている。これは低速のトラフィックであればソフトウェア処理でも問題はないが、Gigabit Ethernetの普及や対インターネットのトラフィックの増大に対応できなくなったためである。これは本研究がめざす多地点での全トラフィックの統計情報を継続的に収集するためには、簡易で安価なハードウェアによる解決が必要であるという主張を裏付けるものである。
国内でトラフィックを記録するシステムを開発している企業の研究状況を調査した結果、そこでもハードウェアによる実装と、統計情報を用いた処理を検討していた。現時点でモニタリングに使える形にまでは完成していなかったが、同種の方向性であることを確認した。国外でも全ての種類のトラフィックをハードウェアで処理するファイアウォール的な機器を開発している企業にインタビューしたが、彼ら自身がインターネットを流れるトラフィックの統計情報を欲していたことがわかった。すなわち自分たちの機器開発のためにはそうした基礎データが必要であるが、どこにもそれが存在しないためである。いずれとも統計情報の抽出やその共有には興味があったが、モニタリングのためのハードウェアを共同開発するには至らなかった。
概念設計と製品開発者らが望む機能の抽出には至ったが、具体的なハードウェアの開発には届いていない。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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