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メダカ初期神経回路のマッピング

研究課題

研究課題/領域番号 13878154
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関大阪大学

研究代表者

弓場 俊輔  大阪大学, 細胞生体工学センター, 助手 (40263248)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード熱ショック / 赤外レーザ / 蛍光蛋白 / メダカ
研究概要

メダカ受精卵に熱ショックプロモーターであるマウスhsp68プロモーター(Pmhsp68)下流に緑色蛍光蛋白であるEnhanced green fluorescent Protein(EGFP)遺伝子を繋いだプラスミド(Pmhsp68::EGFP)を導入し、胚を温浴することで与える熱ショックによってGFPが発現することを確認している。また、神経特異的RNA結合タンパクであるHuCのプロモーター(PHuC)も既にメダカゲノムライブラリーよりクローニングしており、これに別の赤色蛍光蛋白であるDsRedのレポーター遺伝子を繋いだプラスミド(PHuC::DsRed)の構築を進めている。現在、完成したプラスミド、Pmhsp68::EGFPについては、名古屋大学の若松祐子博士らが樹立した色素欠損変異体であるSee-through系統の供与を受け、この系統の受精卵に導入してトランスジェニックメダカ系統の樹立を進めているところである。
一方、顕微鏡については標的細胞のみを加熱するレーザ照射条件(照射時間およびレーザ出力)を検討した。温浴と同様に単一細胞においても熱ショックに適した温度に標的細胞が加熱されるか否かを調べるために、EGFPおよびDsRedの蛍光強度のレーザ照射前後での変化を計測することで、温度モニタリングに利用できることを見いだした。これによって標的細胞の大きさ、個体における深さが変化したときでも確実に熱ショックを加えられる最適条件を選ぶことができるようになった。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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