研究課題/領域番号 |
13894009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
八木 駿郎 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (30002132)
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研究分担者 |
小野寺 彰 北海道大学, 理学研究科, 教授 (40142682)
中山 恒義 北海道大学, 工学研究科, 教授 (80002236)
徳永 正晴 北海道大学, 理学研究科, 教授 (60001682)
高重 正明 いわき明星大学, 理工学部, 教授 (70114527)
野田 幸男 東北大学, 科学計測研究所, 教授 (80127274)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 相転移 / ソフトモード / 新ソフトモード / 量子効果 / ダイナミクス / 不規則系 |
研究概要 |
本科学研究補助基盤研究(C)(1)企画調査「新ソフトモード概念の構築」により、研究集会「新ソフトモード概念の構築」を、平成13年10月5日(金)より10月6日(土)にかけて、札幌市のしんきんけんぽ会館において開催した。参加者は、本研究課題の研究分担者全員と、さらに学内外の研究分野関係者の合計約60名であった。本研究集会において、新しい実験方法の進展に伴う新実験事実の集積と検討がなされた。その主なものは、(1)研究会の進め方と新ソフトモード概念の必要性(八木)、(2)量子効果の検討(松尾、出口、伊藤、王、立川、武貞)、(3)構造研究の進展(野田、伊東、増山)、(4)新しい物質形態(石橋、山田、上江洲、小島)、(5)ダイナミクス研究の進展(渡辺、吉岡、狩野、八木、武田、阿部)、(6)不定形・不規則系(中山、折原、原)などである。 本研究集会によって、現在最先端の実験技術を駆使している実験家と理論家を含めて、相互に研究成果を活発に交換する場を全国的規模で作ることができた。研究集会における討論を通じて新実験事実の考察を総合的かつ効率的に進めることが出来たので、「新ソフトモード」概念の探求の重要性が確認された。さらにその組織化を十分な調査と検討のもとに行い、新概念を物性物理学上で確立した概念に広げるため、新しく特定領域研究を申請する検討がなされた。その結果、科学研究費補助金「特定領域研究」平成14年度発足特定領域「新しいソフトモード概念とその展開」(申請代表者八木駿郎)を申請した。これは誘電体を舞台とした相転移の分野から、物性物理学における相転移研究へ貢献可能な新概念を提案する。本研究の実績は、新しい物性機能設計の指針を誘電体材料の応用分野へ与える発展性が期待できる新しい特定領域研究を申請したことである。
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