研究課題/領域番号 |
13895017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
生物・生体工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高木 睦 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 助教授 (20263212)
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研究分担者 |
寺田 聡 福井大学, 工学部, 助手 (60311685)
上平 正道 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (40202022)
酒井 康行 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00235128)
黒澤 尋 山梨大学, 工学部, 助教授 (10225295)
山地 秀樹 神戸大学, 工学部, 助手 (40283874)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 再生医療 / アメリカ合衆国 / 細胞培養工学 / 組織工学 / 産業化 / アンケート調査 / ベンチャービジネス / 日米比較 |
研究概要 |
化学・生物工学的観点からの組織工学のポテンシャル評価、すなわち再生医療技術に関する分野横断的研究動向の調査を行い、再生医療産業化のために生物工学研究者が果たす役割を考察した。 具体的には、本分野において先行しているアメリカ合衆国における再生医療関連の主要ベンチャー48社の技術および事業内容に関して、アメリカにおける業界分析の出版物2件に加えてインターネットを駆使した独自のの調査により、アメリカにおける再生医療ベンチャーの現状を調査した。 一方、日本における再生医療産業化の可能性について、(1)企業へのアンケート調査(東証1部上場企業1491杜およびベンチャー80社に対するアンケート調査)、(2)基礎分野の専門家によるシンポジウム(講演会「再生医療実用化の課題を考える」)、(3)工学分野の研究者によるシンポジウム(生物工学会年会シンポジウム「再生医療の実用化を見据えた生物工学の取り組み」)、および(4)本科研研究者によるクローズドな討議などを行うことにより分析し、アメリカに実状を踏まえて日本の生物工学研究者の成すべき点を検討した。 以上を総合し以下の考察が得られた。すなわち、日米に関わらず再生医学の基礎研究は日進月歩で進んでいるがそれを実用化するに足る効率アップ、自動化等にかかわる工学、特に細胞培養工学をベースにした技術開発が遅れている。また、アメリカで再生医療産業が圧倒的にベンチャー主導で進んでいるが、日本においても上場企業よりはむしろ既存のバイオ系ベンチャーの考え方の方が積極的であり、実際の取り組みもベンチャーにおいてより成されている。すなわち、生物工学研究者は、細胞培養工学に重点を置き、ベンチャー起業を支援できるようなコンパクトな技術研究をまず考えるのがひとつの方法ではないかと考えられた。
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