研究課題/領域番号 |
13896004
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
水産学一般
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
杉本 隆成 東京大学, 海洋研究所, 教授 (40004428)
|
研究分担者 |
木村 伸吾 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (90202043)
小松 輝久 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (60215390)
寺崎 誠 東京大学, 海洋研究所, 教授 (20111586)
岸 道郎 北海道大学, 水産学部, 教授 (90214767)
青木 一郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40114350)
|
研究期間 (年度) |
2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
|
キーワード | 資源変動 / 小型浮魚類 / 気候変動 / プランクトン密度 / 資源情報 / 関連プロジェクト |
研究概要 |
本年度は、国際GLOBECの重要な研究課題のひとつである小型浮魚類の資源変動と気候変動との関係(small Pelagic fish And Climate Change,略称SPACC)に関するワークショップを、8月に神戸市のホテルニューオータニで開催した。APE等の協力を得て、中国、韓国、ロシア、米国、シンガポール等から招へいし,東アジア・西部北太平洋水域におけるマイワシやカタクチ、サンマ、マサバ等の鍵となる小型浮魚類カツオ、クロマグロ等の大型浮魚類およびスルメイカ等の頭足類の分布・回遊と資源変動の実態について資源情報を集約した。これと合わせて、同地域・海域の気候や水温、海流系のプランクトン密度と種組成等の年々変動および10数年〜数10年に中国の青島市で開く予定で準備を進めている。 この他、7月と12月に東京大学海洋研究所において、日本GLOBEC推進調整のための、IGBPのGLOBECの小委員会(拡大)を開催して、文部省、水産庁などの研究機関におけるGLOBEC関連プロジェクトの現状と将来計画について情報交換を行った。また、1月には、杉本、小松、木村等が北大水産科学研究科と長崎大水産学部を訪問して、それぞれの大学院の研究者と小集会を持ち、科学研究費特定領域研究を立ち上げるための検討会を開いた。なお、本年度末の3月25日には、学術会議において、IGBP専門委員会主催のシンポジウムをGLOBECが中心になって開き、IGBPの下での海関連プロジェクトの連繋とインテグレーションの必要性と課題について検討する予定である。
|