研究課題/領域番号 |
13897017
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
藤林 孝司 獨協医科大学, 医学部, 教授 (80013978)
|
研究分担者 |
林 良夫 徳島大学, 歯学部, 教授 (00127854)
宮坂 信之 東京医科歯科大学, 大学院・生体応答学系, 教授 (30157622)
菅井 進 金沢医科大学, 医学部, 教授 (20064537)
坪田 一男 東京歯科大学, 市川総合病院, 教授 (40163878)
|
研究期間 (年度) |
2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
|
キーワード | シェーグレン症候群 / 診断基準 / 査定調査 / 改訂診断基準 / 現状調査表 / 個人調査表 / 日本シェーグレン症候群研究会 / 国際シェーグレン症候群シンポジウム |
研究概要 |
シェーグレン症候群(SS)の改訂診断基準の査定調査を行うことを目的に、どのように調査を行うのがよいか、研究分担者が集まり企画会議を行った。改訂診断基準の認識度、試行状況、改訂診断基準に組み入れられている各種臨床検査の実施状況、その成績、旧厚生省基準やヨーロッパ基準で診断した場合との比較、改訂診断基準を適用するに当たっての問題点などについて、企画会議にて討論を行った。企画会議での議論を踏まえて診断基準査定の調査用紙を作成した。調査用紙は2部からなり、1部は個々の医療施設あるいは機関などにおいてSSの診断がどのように行われているか、また1999年に定めた改訂診断基準がどのように使用されているかを調べるための現状調査表、もう1つは調査医療機関においてSSの症例を対照を含めて20症例づつ登録してもらい、その個々の症例がどのような検査成績を示し、またその症例がその医療機関でどのように診断されたかを調べる個人調査表である。短期に調査を行うためには組織が必要であったので、SS症例を診断、治療の経験が多いと思われる日本シェーグレン症候群研究会に加入されている研究者、臨床家を対象に調査の協力を求めた。その結果約70施設から調査に協力の承諾が得られ、各協力者に2種の調査用紙を送付し、現在までの約3ヶ月の間に54施設から約900症例の調査結果の回答が寄せられた。研究代表者のもとでこれら資料のコンピューター入力を補助者に分担してもらい終了した。現在は統計分析処理と解析を行っているところである。診断基準を国際的にできれば統一化しようとの国際的な動きがあるので、それと連携しつつ作業を進める。さしあたり調査結果の一部を本年5月金沢市での第8回国際シェーグレン症候群シンポジウムで発表する予定で、査定結果を述べ、国際基準のあり方についてもシンポジウムで議論する。
|