研究課題/領域番号 |
13898007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
棟方 哲弥 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部・教育工学研究室長 (70229938)
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研究分担者 |
大杉 成喜 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 主任研究官 (10332173)
渡邉 章 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究室長 (50175080)
中村 均 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究部長 (00106155)
渡辺 哲也 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究員 (10342958)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | アシスティブ・テクノロジ / 国際共同研究 / テーマ策定 / 特殊教育 / 情報技術 / 情報教育 |
研究概要 |
本調査は平成14年度に開始を計画しているアシスティブ・テクノロジの導入に関する日米韓を中心とした国際共同研究の企画準備のために行うものであった。 アシスティブ・テクノロジとは、障害者の活動を支援するために用いられる機器、装置、用具、システムなどを広範に指すことばで、米国ではテクノロジ関連障害者支援法(略式名称Tech.Act,1988)で初めて定義され、そのまま米国障害児教育の基本法である「個別障害児教育法」(IDEA)の定義部分に使われている。さらに、IDEA97では、障害児の教育において個別指導計画(IEP)にアシスティブ・テクノロジの導入が義務づけられたという経緯がある。 研究代表者の棟方哲弥は、米国、CAST(Center for applied Special Technology)において、次年度の国際共同研究の共同研究者となる予定のDr.David Rose所長をはじめ、主要スタッフとの協議により、共通の課題の洗い出しを行った。研究分担者の大杉成喜は、韓国特殊教育教育院(KISE)において、資料収集・学校訪問ならびに協議行い、韓国についても日米同様に、教育への情報技術(IT)の導入が行われつつあり、同様な課題に直面していることが明らかになった。さらに、同じく、研究分担者の渡辺哲也はオーストリアのリンツ大学を中心に国際共同研究のテーマとなる事柄に関する資料を収集した。これらの海外での資料収集と協議に加えて、日本国内の現状把握を行った。 Technology Abandonmentの定量的把握と回避方策の策定が最重要課題であり、次いで、機器等の共同開発、普及システム構築の在り方、アシスティブ・テクノロジの評価手法の開発など、次年度の国際共同研究のテーマを具体化することができた。
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