研究課題/領域番号 |
13F03100
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
横須賀 收 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90182691)
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研究分担者 |
WU SHUANG 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
呉 霜 千葉大学, 大学院医学研究院, 外国人特別研究員
WU Shuang 千葉大学, 大学院医学研究院, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,973千円 (直接経費: 2,973千円)
2015年度: 673千円 (直接経費: 673千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | HBV / TNF / IL-1B / NF-kB / IGFBP1 / IGF signaling / IL1B / NF-κB / HRV |
研究実績の概要 |
自然免疫反応はERストレス、インスリン抵抗性を始めとする代謝異常と相互作用し、肝炎ウイルスとの関係に関しては未だ十分に解明されていない。また、TNF, IL-1Bなどの炎症性サイトカインはHBV感染患者で上昇していることが観察され、NF-kBシグナル経路の活性化とERストレスの関連が示唆される。これまでに我々はLuciferase assay, PCR array及びWestern blottingなどの実験手法により、Huh7を用いた検討でTNF及びIL-1Bの刺激により HBVやHBxによるNF-kBの活性化の増強; HepG2と比較し、HepG2.2.15細胞におけるPPAR-alpha、XBP1、PIK3R1、IGFBP1、APOA1、 DGAT2およびGK mRNA発現が有意な上昇;IGFBP1のreporter assay を行い、IGFBP1プロモーター活性がHBxによって増強されることを明らかにした。HBV感染をおこなったヒトマウスキメラ肝細胞PXBを用いて検討では、HBV感染1カ月目のPXB細胞を用いて検討(HBV DNA~5logIU/mL, HBsAg陽性)すると、PPARa、IGFBP1、ERK2の発現がHBV感染により増加する傾向を確認した。(Wu S, et al. Cooperative effects of hepatitis B virus and TNF might play important roles in activation of metabolic pathways through activation of NF-κB. Int J Mol Med. (2016,accepted))。また、ヒト肝生検標本を用いてIGFBP1の発現を免疫組織学的に検討すると、その発現は原発性胆汁性肝硬変<B型肝炎<脂肪肝と増加する傾向を認めた。さらに、HBVやHBxがIGFBP1を含むIGF1シグナル経路(IGF1、IGF1Rなど)に与える影響を検討し、その作用機序についてオートファジーにも注目し、現在更に検討中である。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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