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軌道角運動量の光制御

研究課題

研究課題/領域番号 13F03336
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 無機化学
研究機関九州大学

研究代表者

佐藤 治  九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (80270693)

研究分担者 SEN RUPAM  九州大学, 先導物質化学研究所, 外国人特別研究員
SEN Rupam  九州大学, 先導物質化学研究所, 外国人特別研究員
SEN Rupam  九州大学, 先導物質化学研究所, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2015年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード金属錯体 / 錯体 / スピン
研究実績の概要

ダイナミックな構造変化を示すマンガン錯体を合成した。結晶構造解析により二つのMn3Oコアをdca (dicyanamide) 配位子が架橋し、六核錯体を形成していることがわかった。構造の温度変化を測定したところ、dcaの中心のNと両隣のCの成す角度が温度とともに大きく変化することが分かった。-150℃、0℃でその角度がそれぞれ105.77°、105.45°であった。0℃から温度を上げると角度が大きくなり、100℃で149.93°になった。さらに温度を上昇させると角度が減少し、140℃で144.51°になった。温度変化によるクラスター構造の変形は可逆であった。また、クラスター構造の変形に伴って、結晶内でのクラスターのパッキング構造も顕著に変化した。さらに、磁性の測定からクラスター内でマンガン間に反強磁性的相互作用が働いていることが分かった。近年、温度変化により結晶変形を示す新材料の開発が盛んに行われているが、本物質は温度変化により金属錯体クラスターの構造がダイナミックに変化する新しい外場応答性材料であると言える。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実績報告書

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公開日: 2014-01-29   更新日: 2024-03-26  

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