研究課題/領域番号 |
13F03346
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高木 剛 九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 教授 (60404802)
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研究分担者 |
CHENG Chen-Mou 九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 外国人特別研究員
CHENG Mou-chen 九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2014年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2013年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | ポスト量子暗号 / 格子暗号 / 多変数多項式暗号 |
研究実績の概要 |
本研究課題ではポスト量子暗号の安全性評価を目的としている。本年度は、有限体上の多変数多項式の求解問題に対する改良アルゴリズム、高次元のユークリッド格子の基底縮約アルゴリズムの高速化、暗号ソフトウェアの効率的な開発環境の作成などに関する成果を得た。
ポスト量子暗号の一つである多変数多項式暗号は、多変数多項式の求解問題の困難性を安全性の根拠としている。本年度は、多項式の個数が変数の個数がより少ない場合(underdetermined system)の困難性を考察し、有限体の標数が奇数の場合でも多項式時間を実現する初めてのアルゴリズムを提案した。この成果はトロントで開催された国際会議Post-Quantum Cryptography 2014において発表した。また、格子基底縮約アルゴリズムのガウス篩法に対して、GPUによる超並列実装方法の考察を行った。これらの実装では、ドメイン特化言語を利用したガウス篩法のベンチマークテストを行った。初期実験の結果は、国際会議IWSEC 2014での査読付き論文、JAIST宮地研究室の招待講演として発表した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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