研究課題/領域番号 |
13F03364
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田中 仁 東北大学 (30171755)
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研究分担者 |
ROH MIN
ROH Min 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
ROH Min 東北大学, 大学院工学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2015年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 津波 / 土砂移動 / 海浜地形変化 / 侵食 / 東日本大震災津波 / 数値シミュレーション / 津波遡上 / 河床変化 / 遡上 |
研究実績の概要 |
本年度の一年間で研究に大きな進展があった.実施した研究内容は,(1)文献調査,(2)モデル開発,(3)現地調査,(4)室内実験,(5)学会発表の5つの項目からなっている.それぞれの項目についての進捗状況を以下に記す.(1)文献調査: 津波による土砂移動現象,ドライな砂面上を流れる流体運動および砂移動現象に関する文献調査を実施している.特に,津波特有の高シールズ数のもとでも近年の最新研究に関する情報を収集したことは有益な成果である.これより,予定通りに文献収集が行われていると判断する.(2)モデル開発: 波動モデルとしては浅水流方程式およびk-ωモデルを組み合わせた方程式を用いている.また,漂砂量式については,(1)で実施した文献調査において代表的なものを抽出しており,その中から複数のものを使用している.また,検証のための実験データとして,後述のように国土交通省国土技術政策総合研究所における水理実験結果も使用できることとなった.(3)現地調査:研究対象としては,これまでも研究がなされている名取川および鳴瀬川とした.また,同河川における水位データ,空中写真を入手し,津波による地形変化,およびその後の回復過程に関する検討を行った.(4)室内実験: 東北大学が有する段波水路において水理実験を行い,水位・流速・地形変化のデータを整備した.また,別途,国土交通省国土技術政策総合研究所における大規模な水理実験のデータを使用することが可能となり,より総合的なモデルの検証が可能となった.(5)学会発表:以上の研究結果を,土木学会などが開催する学術研究会において発表した.さらに,国際的なジャーナルである”Pure and Applied Geophysics“に論文が掲載されたことも特筆すべき成果である.以上のように,当初予定した以上に研究は進捗している.
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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