研究課題/領域番号 |
13F03518
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
化学系薬学
|
研究機関 | 公益財団法人微生物化学研究会 |
研究代表者 |
柴崎 正勝 (2014-2015) 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 所長 (30112767)
柴﨑 正勝 (2013) 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 所長
|
研究分担者 |
GANESH VENKATARAMAN 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 外国人特別研究員
GANESH Venkataraman 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所有機合成研究部, 外国人特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2015年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
|
キーワード | 不剤触媒反応 / アリルシアニド / 不斉触媒反応 / アルキルニトリル / 不斉合成 / 3級アルコール / ニトリル |
研究実績の概要 |
前年度から引き続き、アルキルニトリルを求核剤前駆体とする触媒的不斉炭素-炭素結合形成反応開発を行った。アルキルニトリルは、通常溶媒として利用されるほどの低反応性化合物であり、その触媒的活性化には困難を伴う。ニトリル官能基のソフトLewis塩基性に着目し、適切なLewis酸触媒とブレンステッド塩基を組み合わせた協奏機能型触媒系を構築することで、活性シアノカルバニオンの触媒的系中発生を可能にする触媒系を中心に検討を進めた。前年度に[Rh(cod)(OMe)]2と電子豊富配位子であるN-ヘテロサイクリックカルベン(NHC)から成る触媒系がラセミ反応系でアルキルニトリルの脱プロトン化とアルデヒドへの直截付加反応を促進することを見出したが、立体選択性は最高68% eeに留まっていた。今年度はよりσドナー性の高いPCPピンサー型配位子を有する種々の金属錯体を適用し反応条件を種々検討したが、Rh/NHC系を越える触媒活性は見られなかった。NHC系配位子でσドナー性の高い配位子を探索し、1,2,3-トリアゾール系NHCを有するRh, Ir錯体が良好な触媒活性を示すことがわかった。1,2,3-トリアゾール系NHCはアジドとアルキンのクリック反応により共通中間体から網羅的に構築可能で、高い立体選択性を発現する不斉配位子設計と検討を迅速化できるため、今後の継続的研究に向けて価値ある知見が得られた考えている。
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|