• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

多輝線ならびに多波長データを用いた銀河系中心部の分子雲複合体CMZの詳細解析

研究課題

研究課題/領域番号 13J00157
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 天文学
研究機関名古屋大学

研究代表者

榎谷 玲依  名古屋大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード電波天文学 / 星間分子雲 / 銀河中心
研究実績の概要

銀河進化を解明する上で、中心部を理解することは重要である。本研究は、NANTEN2望遠鏡によって取得されたこれまでで最も広範囲で詳細な銀河系中心部の分子雲の3次元(位置・速度)データをもとに、多波長データとの比較から、銀河系中心部の物理状態とその進化についての描像を得ることを目的としている。今年度は、昨年度の研究成果をもとにさらに広い領域の分子雲の性質について研究を進めるとともに、これまでの成果をまとめた。具体的には、1990年代以降提唱されたいくつかの銀河系中心部の分子雲の幾何学モデルとNANTEN2のデータの比較を通し、単一のモデルでは説明のできない薄く広がった高速度の雲があることを発見した。またこれらの内容をまとめ、研究会や学会の場で報告した。
今年度得られた主たる実績を以下に挙げる。

1.銀河系中心部のこれまでの分子雲の幾何学モデルをまとめるとともに、新たに発見した広がった高速度雲について、海外や国内の研究者(Denise riquelme博士など)を招聘し議論を行った。また国内で小研究会を開催し、磁気流体力学理論や赤外線天文など他分野研究者との議論を行った(「銀河系中心部小研究会 -銀河面外に残された痕跡-」の開催)。また、本内容を学会にて報告した(日本天文学会秋季年会;口頭)。

2.以上ならびに昨年の赤外線フィラメントの観測・解析結果を、榎谷博士論文の主論文の中心部分としてまとめた。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Discovery of possible molecular counterparts to the infrared Double Helix Nebula in the Galactic center2014

    • 著者名/発表者名
      Enokiya, R., et al.
    • 雑誌名

      The Astrophysical Journal

      巻: 780 号: 1 ページ: 72-90

    • DOI

      10.1088/0004-637x/780/1/72

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 銀河系中心部の分子ガス幾何構造モデルの再検討2014

    • 著者名/発表者名
      榎谷玲依、鳥居和史、山本宏昭、早川貴敬、立原研悟、水野亮、福井康雄、水野範和、河村晶子、大西利和、小川英夫
    • 学会等名
      日本天文学会秋季年会
    • 発表場所
      山形大学
    • 年月日
      2014-09-11
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 銀河系中心部の分子雲 -銀画面外に残された痕跡-2014

    • 著者名/発表者名
      榎谷玲依、鳥居和史、山本宏昭、立原研悟、水野亮、福井康雄、奥田武志、水野範和、河村晶子、西村淳、大西利和、小川英夫
    • 学会等名
      銀河系中心部ワークショップ2014 -銀画面外に残された痕跡-
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2014-05-09
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] Large scale and high sensitivity multi line CO surveys toward the Galactic Center2013

    • 著者名/発表者名
      R. Enokiya, K. Torii, M. Schultheis, Y. Asahina, R.
    • 学会等名
      IAU 303 : FEEDING AND FEEDBACK IN A NORMAL GALACTIC NUCLEUS
    • 発表場所
      La Fonda, Santa Fe, New Mexico, USA
    • 年月日
      2013-10-01
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [備考] 銀河系中心部ワークショップ 2014 -銀河面外に残された痕跡-

    • URL

      http://www.a.phys.nagoya-u.ac.jp/~enokiya/GCWS2014/Welcome.html

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-01-29   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi