研究課題/領域番号 |
13J00246
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石原 純 東京大学, 医科学研究所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,530千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / 液性因子 / 血液幹細胞培養 / Thrombopoietin / integrin |
研究実績の概要 |
本研究員は、平成26年3月24日に博士号取得した後、2014年5月4日から2015年3月31日までの間、特別研究員の出張制度を利用し、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のJeffrey Hubbell 研究室で研究を行った。 幹/前駆細胞由来因子が幹細胞活性を制御する分子機構の調査を目的として、Nov/CCN3 が造血幹細胞ニッチにおいて、TPO依存的にNov が骨髄再建能を制御するメカニズムを発表していた。本年度の研究の方針として出張先では、造血幹細胞由来の液性因子が造血幹細胞の活性をコントロールするのか、実際にin vivo で確認を行うこととした。この目的のために液性因子の中和能を持つ抗体を注射後に局所の組織に滞留させる仕組みの開発に取り組んだ。具体的には、細胞外マトリクスに結合するペプチドドメインをタンパク質に結合させることに成功した。本研究の成果としては、既にin vitro の実験では滞留性の向上を示唆するデータが出ており、近くin vivo の実験に用いて、幹細胞や他の細胞の活性を生体内において局所的にコントロールする実験を行う予定である。出張先で行った研究に関しては、新しい実験系を立ち上げるのに時間がかかり、発表できなかった。本年度の成果発表として、英文誌「Small」 に1報論文を発表した。この研究は、温度応答性細胞培養皿と細胞との親和性の違いを利用することで、特別な細胞分離機器を用いることなく、血管内皮細胞、がん細胞、線維芽細胞を分離できるという技術である。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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