| 研究課題/領域番号 |
13J00520
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| 研究種目 |
特別研究員奨励費
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 国内 |
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| 研究分野 |
機能物質化学
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
北野 匡章 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
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| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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| 配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2013年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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| キーワード | ポルフィリン類縁体 / サブポルフィリン / リチオ化反応 / ホウ素化反応 / カップリング / ポルフィリノイド / ピンサー錯体 |
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| 研究実績の概要 |
サブポルフィリンは、近年空気中で安定なラジカル体の合成が報告されるなど、興味深い物性を有する化合物群である。本年は、サブポルフィリンの更なる修飾反応を開発するために、サブポルフィリンのベータ位リチオ化反応とそれに続く付加反応を新規に開発した。具体的には、ベータ位ヨウ素化サブポルフィリンを原料に用いて低温下でノルマルブチルリチウムと作用させ、ハロゲン‐リチウム交換によってベータ位リチオ化サブポルフィリンを生成させた。続いてＤＭＦなどの試薬と反応させることで、対応するベータ位修飾サブポルフィリンを得た。この手法はサブポルフィリンの修飾反応として非常に有用であり、様々な置換基で機能化されたサブポルフィリンを合成する方法として有望である。
また、金属錯化されたサブポルフィリンを合成しその物性を評価するために、前年に引き続きサブポルフィリンピンサー錯体の合成に取り組んだ。前年達成したサブポルフィリンピンサー錯体の構造を元にして、新たにサブポルフィリンを基盤としたリガンドを設計し、その合成に成功した。合成したサブポルフィリンリガンドに対するパラジウム塩を用いた金属錯化反応は、複雑な混合物の生成が確認され、その化学的な不安定性が示唆される結果となった。一方、サブポルフィリンリガンドを合成する過程で得られたベータ位イミノ化サブポルフィリンは、大きく長波長シフトした吸収スペクトルを示し、置換基とサブポルフィリン母核との間で強く相互作用していることを明らかにした。
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| 現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| 今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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