研究課題/領域番号 |
13J00968
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
村山 光太 一橋大学, 経済学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 情報の役割 / 頑健な予測 / 科学者の生産性 / 内生的な情報共有 / 限定合理性 / レベルK理論 / 有限回の推論 |
研究実績の概要 |
当該年度は以下2つの研究プロジェクトに取り組みました。 第1に、論文"Robust Predictions under Finite Depth of Reasoning"を査読誌での出版に向けて改訂しています。昨年9月に、とあるジャーナルからレフェリーレポートが届きました。結果は、リジェクトだったのですが、すごく前向きなコメントをもらい、他のジャーナルならわりとスムーズにいけるのではないかと慢心しました。しかし、次のジャーナルに投稿したところ、レフェリーとアソシエイトエディターから辛口のコメントをもらい、論文の書き方を全面的に直した方がよいという厳しめのアドバイスをもらいました。現在は、これらのレポートをもとに、どうしたものかと悩みながら改訂を進めているところです。 第2に、論文"Optimal Design of Communication Platforms"を、共著者がゲーム理論ワークショップ2015にて3月に発表しました。この論文では、個々人が経済環境などの不確実な要素について私的な情報を持っている状況を考えています。たとえば、企業内の各事業部が目標とする市場に関する情報を個別に持っているような状況を想定してください。このような状況で、情報共有が自然に起こる場合とさらにそうした情報共有が社会的に望ましいかどうかを分析しています。現時点でわかっていることは、情報共有における「情報」と、市場取引における「外部性の存在する財」には共通する特性があることです。すなわち、個々人の利得関数に、正の外部性があれば情報が社会的に望ましい量よりも過小に共有され、負の外部性があるときには過剰に供給されることがわかっています。外部性の有無を鍵として、情報共有が自然に起こるかどうか、さらにはそれが社会的に望ましいかどうかを分析できることを示したことが本論文の主要な貢献です。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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