研究課題/領域番号 |
13J01136
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 統計数理研究所 (2014) 広島大学 (2013) |
研究代表者 |
竹林 由武 統計数理研究所, リスク解析戦略研究センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,760千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 心理的ウェルビーング / 幸福感 / 全般性不安障害 / ウェルビーング / 不安に対する恐怖 / 心配に対する否定的な評価 / 自己制御 / 遅延価値割引 / 心拍変動 / 大学生 |
研究実績の概要 |
本年度は、心理的ウェルビーングの向上が全般性不安症状の増悪を防止するプロセスを明らかにするために、昨年度の調査および実験研究の成果を踏まえた、心理的ウェルビーングの向上を目的とした介入プログラムを作成し、介入プログラムの効果検証、作用プロセスの検討を実施予定であった。 昨年の研究成果を踏まえ、心理的ウェルビーングの中でも特に、「人生の目的」や「自律性」の改善に焦点を当てた介入プログラムの開発に向けて文献・情報収集を行った。また、介入プログラムの効果検証、作用プロセス検証のための研究デザインおよび統計解析手法に関する知識を集積し、研究を遂行する準備を整えてきた。 9月1日付で統計数理研究所の特任助教としての採用が決まったことにより、8月31日付で特別研究員を辞退した。そのため,介入プログラムの実施・効果検証には至らなかった。しかし,これまでの一連の研究成果を第78回日本心理学会大会の小講演にて発表し活況を得た。また,実験研究の成果 (全般性不安症状が高い人において,長期の目標に基づいた行動選択が可能であると心理的ウェルビーイングが向上する)を国際認知療法学会にて発表を行った。一連の研究成果とそれらの成果から示唆される有効な介入モデルは,総説論文としてまとめ心理学評論誌に投稿予定である。 今後は本研究の成果に基づいて考案された心理的ウェルビーイングの向上に焦点を当てた不安症状の予防的介入プログラムを新社会人・新入大学生等を対象に実施し,その有効性と作用機序を明らかにしていく。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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