研究課題/領域番号 |
13J01429
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 総合研究大学院大学 |
研究代表者 |
東城 義則 総合研究大学院大学, 文化科学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 狩猟観光 / 銃猟 / 猟法 |
研究実績の概要 |
今年度の研究成果として(1)ガイドを伴う狩猟活動を事例とする、「狩猟観光」についての国際的成果報告、(2)北海道紋別郡における狩猟活動の調査、以上の2点を掲げる。 はじめに、昨年度の調査研究活動の成果をもとに「狩猟観光」のさらなる実質化とモデル化、そして国際的成果発表のため、IUAES Inter-Congress2014(国際人類学民族科学連合中間会議2014)において発表した。“Some aspects of hunting tour in guided hunts: a case study of Ezo Deer hunting in Nishiokoppe special hunting area in Hokkaido, Japan”と題して行った発表では、北海道西興部村猟区の事例におけるガイドを伴った狩猟活動の参与観察の結果から提唱した“hunting tour”「狩猟観光」という現象について、ガイド・狩猟者・エゾシカの三者間の相互行為により狩猟の経験が構成されるとともに、出猟時の環境をガイドが整備することによって、獲物との確実な遭遇と安全な銃砲操作の徹底とが達成される狩猟活動の成立を報告した。 続いて、北海道紋別郡における狩猟活動の現地調査を9月と2月の2回に分けて行った。調査内容は、①猟友会各支部の活動内容についての聞き取り調査、②熟練狩猟者に対する在来の狩猟方法に関する聞き取り調査、である。これによって、現地の猟友会各支部の年間活動内容を明らかにするとともに、熟練狩猟者が出猟時に行う、個人猟における獲物に対する距離の詰め方や集団猟における獲物の追い込み方法といった在来の狩猟方法について明らかにした。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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