研究課題/領域番号 |
13J02332
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 智栄 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,320千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 心理言語学 / 眼球運動 / 視覚世界パラダイム / プロソディー / 第二言語習得 / 韻律 / 文処理 / 日本人英語学習者 / 眼球運動計測 / ガーデンパス文 / 自己ペース読み実験 / 動詞情報 |
研究実績の概要 |
日本人英語学習者の英語音声文理解においてプロソディー情報が統語処理に与える影響を明らかにするため、修飾句に置かれた強調と視覚情報の交互作用により、文の統語理解が英語母語話者と日本人英語学習者の間でどう異なるかの検証を行った。具体的には、(1)のような統語上の一時的曖昧性を伴う音声提示文理解において、視覚情報として与えられた文脈の中にリンゴが一つしかない場合と、"the apple on the towel"と対比を形成する「ナプキンの上に置かれたもう一つのリンゴ」がある場合で、修飾句内の名詞の対比的強調(L+H*)がオンラインの統語構造理解にどう影響するかについて、視覚世界パラダイムによる眼球運動計測実験を行った。 (1)Put the apple on the TOWEL(L+H*) in the box. 英語母語話者と日本人英語学習者を対象とした実験の結果から、日本人英語学習者の眼球運動パターンでは、修飾句の強調により正しい文構造解釈が喚起されるはずの条件を聞いた際に最も高い確立で誤った文構造分析が行われているということが示された。これにより、英語母語話者の文理解では正しい統語構造を示す手がかりとなる音声のプロソディー情報が、日本人英語学習者による音声文理解では誤った文構造分析に導くキューとして解釈されていることが示され、プロソディー情報の用いられ方が英語母語話者と学習者の間で異なることが明らかとなった。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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