研究課題/領域番号 |
13J02442
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
橋口 優 京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 脳性麻痺 / 歩行時筋活動 / NNMF / 筋活動パターン / リズム聴覚刺激 / 脳性麻痺児 / NMF / Synergyパターン |
研究実績の概要 |
脳性麻痺児の歩行機能については児の社会参加に重要な機能とされている。本研究では、脳性麻痺児の歩行に関して歩行時筋活動を筋電図によって測定し、その解析手法を工夫して以下を明らかにすることを目的とする。 研究1.脳性麻痺児における非負値行列因子分解(Non-Negative matrix factorization:NNMF)による歩行時筋活動の評価 京都大学医学部附属病院に外来通院している脳性麻痺児、および京都市内の総合支援学校に通学する脳性麻痺児を対象として、脳性麻痺児の歩行時筋活動を測定する。発達に伴い獲得された脳性麻痺児の歩行時筋活動は対象による多様性に富むため、評価・解釈し説明することは困難である。これに対して、本研究ではNNMFを用いた評価を行う。NNMFとは、多様に変化する波形から共通のパターンを抽出する解析であり、脳性麻痺児の歩行時筋活動より主要な筋活動パターンを抽出することが可能である。本研究では得られた筋活動パターンを健常者の筋活動パターンと比較することにより、脳性麻痺児の歩行時筋活動のコントロールに関する問題点を明示し、また得られた筋活動パターンの特徴とその他の臨床的な指標や運動学的な指標との関係性を示すことで脳性麻痺児における筋活動パターンの位置づけを明示する。 研究2.脳性麻痺児の歩行に対するリズム聴覚刺激(Rhythmic Auditory Stimulation:RAS)の効果 Kwak EEらは、脳性麻痺児の歩行に対してリズム聴覚刺激(RAS)を与えることで、歩行速度や歩幅などの運動学的指標が改善することを報告している。本研究では、この運動学的指標の改善の背景にある歩行時筋活動の変化について、NNMFによって抽出された筋活動パターンを用いて評価し、RASの効果を検証し、脳性麻痺児の歩行機能の改善における神経学的なメカニズムを明確にする。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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