研究課題/領域番号 |
13J03812
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
篠原 康男 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2014年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | スターティングブロック / クラウチングスタート / ブロッククリアランス / 逆振り子モデル / 回転運動と伸展運動 / 加速方略 / 力発揮 / 身体重心の挙動 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は,短距離走クラウチングスタートにおける静止状態から加速していく際の技術及びその動作機序を明らかにすることであった。本年度はまず,スターティングブロックを押す力の大きさの変化がスタート動作の機序に与える影響について研究を進めた。その結果,スターティングブロックの有無(外的要因)が及ぼす影響に関して,スターティングブロックを用いることで,主に後脚での大きな水平方向への力発揮を可能にすること,ブロッククリアランスにおける伸展運動と回転運動を短時間で行うことを可能にすることが示唆された。一方,スターティングブロックを押す力の大きさを主観的な意識(内的要因)によって意図的に変化させた影響に関しては,ブロックを押す意識が異なるスタート間でブロックに加えられた力積に大きな差はなく,ブロックを押す強さを変えようとしても,著しくその大きさを変化させることは困難であることが示唆された。また,静止状態からの加速技術に関して,ブロッククリアランスとその後の加速との関係についても研究を進めた。その結果,ブロッククリアランス後にステップ長が優位な加速であるほど伸び上がりの大きいクリアランスとなり,ステップ頻度が優位な加速であるほど早期にブロックから離地するクリアランスとなることがわかった。このことから,ブロッククリアランスはその後の加速方略と関係し,自身の加速方略と合わせて考える必要があると示唆された。
本研究の成果から,ブロッククリアランスにおいて後脚で大きな水平方向への力発揮を行うことは,スターティングブロック全体への水平方向への力発揮を高めることに寄与し,そのような力発揮を行った結果として,特に身体の回転運動を活かしたブロッククリアランスを可能にしていると考えられた。したがって,後脚での力発揮はクラウチングスタートにおける静止状態からの加速において重要な要因であると考えられた。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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