研究課題/領域番号 |
13J04652
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
鈴木 花野 千葉大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2013年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | V型ATPase / X線結晶構造解析 / 構造生物学 / 構造生物化学 |
研究実績の概要 |
V1-ATPaseのX線結晶構造解析によるヌクレオチドの結合親和性測定のため、昨年度は高濃度のPi存在下でのV1-ATPase構造を明らかにした。本年度では低濃度のADP存在下、高濃度のADP存在下、低濃度のPi存在下でのV1-ATPase構造を明らかにした。低濃度のADP存在下のV1-ATPaseの2つのヌクレオチド結合部位には2分子のADPが結合し、全体構造がすでに明らかになっていたヌクレオチド非結合型V1-ATPaseと異なっていた。更に高濃度のADP存在下のV1-ATPaseの3つのヌクレオチド結合部位には3分子のADPが結合し、全体構造は2分子のADPが結合したV1-ATPaseよりも更に変化していた。これらの構造を比較することで、2分子のADPが結合した構造はATP結合待ちの反応中間体構造であり、3分子のADPが結合した構造はADP解離待ちの反応中間体構造であると示唆された。また低濃度のPi存在下のV1-ATPaseにはPiが結合していなかった。このことからPiの結合親和性はADPよりも低いことが示唆された。これらの構造情報からV1-ATPaseの更なる回転メカニズムを提示することができた。 また昨年に引き続きATP加水分解遷移状態構造を示すV1-ATPase構造を明らかにするために、AlFX-とADPが結合したV1-ATPaseのX線結晶構造解析を行った。共結晶化の他にAlFX-とADPが含まれた溶液にヌクレオチドが結合していないV1-ATPaseの結晶を漬け込み、X線回折実験を行い、最高分解能4Åの回折点が得られた。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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