研究課題/領域番号 |
13J04813
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
海原 浩辰 東京大学, 薬学系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2013年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 全合成 / 不斉合成 / 類縁体合成 / 渡環反応 / フェノールの酸化 / 軸不斉 / 中員環 |
研究実績の概要 |
昨年度にerythralineの不斉全合成を達成することが出来たので、本年度は種々の類縁体合成を目指すこととした。具体的には、erythralineの合成中間体を共通中間体とし、そこから合成を進めることとした。 まず、合成中間体の量的供給を行った。市販のpiperonalから11工程の変換にて9員環ラクタムを有するフェノールを合成した。これに対し、1重項酸素とのDiels-Alder反応を行うことで、スピロラクタム構造を効率的に構築することができた。本反応は150 mgスケールでも問題なく進行することがわかった。続いて、反応成績体を脱水することで、共通中間体であるジエノンへと導いた。ここから酸素官能基の除去、ケトンの立体選択的な還元、そして生じたアルコールのメチル化を経て、8-oxo-erythralineおよびerythralineを、データ収集に十分な量合成した。 共通中間体のジエノンはC-11位に酸素官能基を有するため、C環の酸化段階の高いエリスリナアルカロイドへと変換可能である。そこで、erythralineの合成でも用いたLuche還元を行ったところ、立体選択的な還元が進行し、アルコールが得られた。これをメチル化し、C-11位第2級ヒドロキシ基の保護基(TBS基)を除去することで、8-oxo-erythrinineの全合成を達成した。さらに、C-11位第2級ヒドロキシ基の脱水を行うことで、crystamidineの全合成も完了した。 このように、合計4種類のエリスリナアルカロイドを合成し、合成中間体のデータ収集も完了したので、論文投稿を行っているところである。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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