研究課題/領域番号 |
13J05263
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原田 尭明 東京大学, 薬学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2014年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2013年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 天然物合成 / 全合成 / 類縁体合成 |
研究実績の概要 |
共通の中間体から同属化合物を、独自の反応条件を活用しつつ幅広く合成し、構造活性相関を行うことで、天然物をシードとした新規抗腫瘍薬を創製することを目的としている。Gelsemium属アルカロイドのうちHumantenine型、Gelsemine型、Gelsedine型に含まれる化合物は共通してスピロインドリノンを含む7員環骨格を持っている。近年、Gelsedine型の化合 物の中には腫瘍細胞に対する細胞毒性を有するものも報告されており、同様な骨格を有 するHumantenine型やGelsemine型も含め、天然物をシードとしたGelsemium系新規抗腫瘍薬の創製が期待できる。年度の初めにはGelsemium属アルカロイド合成の共通中間体より5つのGelsedine型化合物の合成に成功していた。本年度、その共通中間体を用いてさらに複雑な縮環様式を有するGelsemine型化合物の合成研究に着手した。結果として2つの炭素-炭素結合の形成を分子内反応の活用によって巧みに行うことで、Gelsemine型化合物の中心となる炭素骨格の構築を達成した。共通中間体がGelsedine型化合物の合成に加え、Gelsemine型化合物の中心骨格へと誘導可能であることを示すことができ、天然物を基軸としたライブラリー構築に適切な中間体の設定を行うことができていると言え、新規抗腫瘍薬の創製の可能性を持った合成経路を確立することができていると考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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