研究課題/領域番号 |
13J05281
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 (2014-2015) 名古屋大学 (2013) |
研究代表者 |
仲屋 友喜 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特別研究員(SPD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,800千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 内在性レトロウイルス / マクロファージ / I型インターフェロン反応 / 自己免疫疾患 / 細胞質DNA / DNAセンサー / 内在性レトロエレメント / TREX1 / AIM2 / Type-I IFN / ウシ / エンベロープ糖タンパク質 / 開裂 / 膜融合 / 小胞体 / ゴルジ体 / 細胞内輸送 |
研究実績の概要 |
平成27年度は平成26年度から継続して海外渡航制度を利用し、米国University of Pennsylvaniaにおいて、内在性レトロウイルスと自己免疫疾患に関する研究を行った。いくつかの自己免疫疾患は、内在性レトロウイルスに由来する細胞質DNA、すなわち自己由来DNAが細胞質に存在するDNAセンサー分子によってが認識され、I型インターフェロン反応を引き起こすことに起因すると考えられている。しかしながら、それらセンサー分子に関する詳細は明らかになっていない。本研究ではセンサー分子の同定、それらによるインターフェロン反応発生のメカニズムを明らかにすることとした。 平成26年度までに、マウスのマクロファージ細胞株NR9456においてsiRNAによるセンサーのスクリーニングを行ったところ、Trex1とAim2が免疫応答の抑制に必要なことが明らかとなった。今年度はさらに解析を進め、Aim2様受容体の一つであるIFI205が免疫応答の活性化に必要なことを見出した。これらは初代培養マクロファージにおいても同様の結果であった。共免疫沈降法やProximity Ligation Assayなどを用いて分子間の相互作用を調べたところ、Aim2とIFI205が結合すること、両分子は当該免疫応答を調節する分子であるStingに結合すること、両分子のStingへの結合は拮抗し合うことを見出した。DNAプルダウンアッセイなどを行った結果、Aim2とIFI205はともにマクロファージ細胞質内に局在し、細胞質DNAにすることも明らかにした。 以上の結果より、マウスにおける内在性レトロウイルス由来DNAに起因する自己免疫応答は、Aim2(抑制作用)とIFI205(活性作用)の2つのセンサー分子によって調整されていることが考えられた。これらの分子のホモログはヒトに存在するため、同様のメカニズムが考えられる。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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