研究課題/領域番号 |
13J06005
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
小波 さおり 首都大学東京, 理工学研究科, 特別研究員(PD)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,960千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | X線天文学 / 銀河、銀河団 / 元素組成 / 化学進化 / 衛星開発 / 精密分光 / 銀河・銀河内 / 重元素 / 進化 / マイクロカロリメータ / ①当初の計画以上に進展している。 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、銀河に付随する高温ガスの観測から、階層を超えた元素とエネルギーの循環を明らかにすることで、宇宙の化学進化・構造進化に迫ることである。そのために、以下の2つの研究の遂行を行った。一つは銀河・銀河団に付随する高温プラズマの元素組成比を求め、銀河から銀河団へといった物質の流れを解明する。二つめは2015年度打ち上げ予定のASTRO-H衛星搭載SXSマイクロカロリメータを用いて、電荷交換反応、共鳴散乱、ドップラーシフトなど、熱平衡からはずれたスペクトル構造から、高温/低温ガスの相互作用やガスの運動を解明する。特に本年度は2つめの検出器開発を主に行った。2015年度の打ち上げを控えたASTRO-H衛星搭載のマイクロカロリメータSXSのメンバーとして衛星試験に参加した。検出器を極低温50 mKまで冷やす3段式断熱消磁冷凍機 (ADR)をコントロールするADRコントローラの担当をつとめ、中心メンバーとして活動している。さらに、本年度は立教大学が主導している、パルスチューブ冷凍機の作成にも参加した。このシステムでは、2段パルスチューブ冷凍機を用いて2-4 Kの熱浴を実現し、CrKミョウバンを用いた断熱消磁冷凍機によって、センサ動作温度である極低温環境を実現する。本冷凍機開発も、小型衛星に搭載し、太陽や惑星における電荷交換反応の測定を目指している。
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|