研究課題/領域番号 |
13J06320
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
臼井 舞 京都大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / 脂肪分化 / シグナル伝達 / 肥満 |
研究実績の概要 |
白色脂肪組織はエネルギーを貯蔵する働きを持つのに対して褐色脂肪組織はエネルギーを消費し熱を産生する働きを持つ。また近年、ベージュ脂肪細胞と呼ばれる寒冷刺激やβ3アドレナリン作動薬により白色脂肪組織中に散在して生じる誘導性の褐色脂肪様細胞の存在も報告されている。これらの脂肪細胞における分化や熱産生に関わる分子メカニズムの全貌は未だ明らかになっていない。本研究では、褐色脂肪分化に関与する新規シグナル伝達因子の探索を目的として、褐色脂肪前駆細胞のin vitro分化誘導系用いて薬剤スクリーニングを行った。その結果、SFKsの阻害剤PP2の添加が褐色脂肪分化を促進したことから、褐色脂肪分化を負に制御する因子としてSFKsを同定した。次に、白色脂肪前駆細胞へのSFKs活性阻害の影響を検討した。その結果、PP2の添加は白色脂肪分化を促進しただけでなく、褐色及びベージュ脂肪細胞特異的遺伝子の発現を顕著に上昇させた。このことから、SFKsが白色脂肪分化及び白色脂肪細胞の褐色化を負に制御することを示した。さらに、マウスから単離した褐色脂肪組織と白色脂肪組織におけるSFKsの活性及び発現量を調べた結果、白色脂肪組織では褐色脂肪組織に比べ、活性型SFKsの存在量が多いことを見出した。この結果は、SFKsが生体内においても脂肪細胞の褐色化を制御する可能性を示唆している。本研究は、褐色脂肪分化及び白色脂肪細胞のベージュ化という広義の脂肪細胞の褐色化におけるSFKsの関与を明らかにした。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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