大学法人化を契機とした組織変容の動態分析－研究センターの設置と廃止を中心に－

• 研究課題/領域番号: 13J07179
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 国内
• 研究分野: 教育学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 金子 研太 九州大学, 人間環境学研究院, 助教
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円); 2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円); 2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
• キーワード: 大学法人化 / 組織変容 / 附置研究所 / 研究センター

研究実績の概要

本研究は、大学法人化が附置研究所・研究センターに与えた影響を考察することを通して、大学の個性化へ向けた組織変容の動態を解明することを目的としている。本研究は、先行事例の少ない中で取り組まれる組織再編・統合を新たな観点で見直すものであり、附置研究所・センターのデータベースの構築と、特徴的事例の訪問調査、過去のアンケート調査を踏まえたデータ分析を柱とする研究を遂行した。
データベースの構築と分析により得られた研究成果をとりまとめ、高等教育学会紀要の「附置研究所政策の検証―法人化期に焦点をあてて―」（『高等教育研究』第17集、2014年5月刊行）にて公表した。また、外部データとの組み合わせの試みとして、国際共同研究の実施状況を調査し、国際会議IIAI-IRIM 2014において報告した。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 附置研究所・研究施設の研究活動の可視化 : 共同利用・共同研究拠点の中間評価と研究課題の分析から (2015)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 教育経営学研究紀要 巻: 17 ページ: 5-12
  • NAID: 120005593324
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 附置研究所政策の検証―法人化期に焦点をあてて― (2014)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 高等教育研究 巻: 17 ページ: 153-170
  • NAID: 130007649189
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] A Research Design for Observing the International Joint Research Activities by Graduates: With a Focus on Training Foreign Students as a Future Researcher (2014)
  • 著者名/発表者名: Kenta Kaneko, Masao Mori
  • 雑誌名: Proceedings 2014 IIAI International Conference on Advanced Applied Informatics 巻: 3 ページ: 549-550
  • DOI: 10.1109/iiai-aai.2014.119
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 教育学ボランティア演習の授業改善に向けた提案(3)―平成25年度の取り組みを踏まえて― (2014)
  • 著者名/発表者名: 松尾奈美・金子研太・清水良彦・畑中大路・川上具美
  • 雑誌名: 九州大学教育学部教育学ボランティア演習報告書(平成25年度) ページ: 32-42
• [雑誌論文] 教育行政における費用効果分析の可能性―学校の統廃合問題に焦点をあてて― (2014)
  • 著者名/発表者名: 元兼正浩・波多江俊介・畑中大路・藤原直子・金子研太・佐藤晋平
  • 雑誌名: 九州大学大学院教育学研究紀要 巻: 16 ページ: 37-62
  • NAID: 120005456980
• [雑誌論文] 附置研究所・研究施設のパフォーマンス臨界点の考察 (2014)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 飛梅論集 巻: 14 ページ: 53-68
  • NAID: 40020078894
  • 査読あり
• [雑誌論文] 研究センター廃止事例にみる国立大学法人の学長補佐体制―Burgelmanモデルによる分析を通して― (2013)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 九州教育経営学会研究紀要 巻: 19 ページ: 17-25
  • NAID: 40019892749
  • 査読あり
• [雑誌論文] 国立大学における研究センターの考察―全国調査にみる設置・運用・廃止の動向― (2013)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 教育経営学研究紀要 巻: 16 ページ: 27-33
  • NAID: 120005372142
• [雑誌論文] 学校規模適正化をめぐる行政改革の動向と課題―目本と韓国の政策動向をめぐって― (2013)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太・梁 鎬錫
  • 雑誌名: 教育経営学研究紀要 巻: 16 ページ: 87-92
• [雑誌論文] 国立大学における研究センターの動向―制度的位置づけと運用に着目して― (2013)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 雑誌名: 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 巻: 1 ページ: 1-11
  • NAID: 120006466395
  • 査読あり
• [学会発表] A Research Design for Observing the International Joint Research Activities by Graduates: With a Focus on Training Foreign Students as a Future Researcher (2014)
  • 著者名/発表者名: Kenta Kaneko, Masao Mori
  • 学会等名: IIAI International Conference on Advanced Applied Informatics 2014
  • 発表場所: 北九州国際会議場（福岡県北九州市）
  • 年月日: 2014-09-01
• [学会発表] 九州地区における学校規模「適正化」をめぐる問題状況と課題をさぐる～宮崎・佐賀・北九州市の現状報告をてがかりとして (2013)
  • 著者名/発表者名: 元兼 正浩・波多江俊介・押田 貴久川上 泰彦・雪丸 武彦・金子 研太・畑中 大路・藤原 直子
  • 学会等名: 九州教育学会 第65回大会
  • 発表場所: 佐賀大学
  • 年月日: 2013-11-24
• [学会発表] 附置研究所・センターの再編にみる外部環境変化のインパクト (2013)
  • 著者名/発表者名: 金子 研太
  • 学会等名: 九州教育学会 第65回大会
  • 発表場所: 佐賀大学
  • 年月日: 2013-11-23
• [学会発表] 教育行政における費用効果分析の可能性―統廃合問題に焦点を当てて― (2013)
  • 著者名/発表者名: 元兼 正浩・藤原 直子・波多江俊介畑中 大路・金子 研太・佐藤 晋平・朴 玲河
  • 学会等名: 日本教育行政学会 第48回大会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2013-10-13
• [図書] 特別活動エソセンス-望ましい人間関係づくりのために― (2013)
  • 著者名/発表者名: 元兼 正浩・朴 玲河・畑中 大路・金子 研太・清水 良彦・波多江俊介
  • 総ページ数: 88
  • 出版者: 花書院
• [備考] 研究内容については、『九大広報』第89号(pp11-12)にて紹介されている。
  • URL: http://www.kyushu-u.ac.jp/magazine/kyudai-koho/No_89/index.html#page=13