研究課題/領域番号 |
13J07607
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
簡 頌恩 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 誤定位 / 空間知覚 / 3次元空間 / 奥行感覚 / 視覚的注意 / attentional repulsion |
研究実績の概要 |
前年度の結果から、注意の転移方向が3次元の視覚空間に影響を与えることを明らかにした。今年度は、この成果に基づいて、3次元空間における空間知覚の知覚的歪みと視覚的注意との関係を調べるため、実験参加者の注意を仮想3次元空間上に呈示した注視点に向けさせながら、標的刺激の奥行位置記憶への影響を検討した。これまでの研究から、2次元空間(平面)上に瞬間提示された標的の位置記憶は実際の位置よりも注視点へ近づく方向に知覚されることがわかっている (Sheth & Shimojo, 2001)。本研究では、3Dプロジェクタを用いて作成した仮想3D空間上に様々な奥行きで注視点と標的刺激を提示し、標的刺激の奥行位置記憶への影響を検討した。実験では、仮想3D空間内物体を自由に操作できる反応デバイスを用いた位置再現課題と、キーボードを用いた位置検出課題の二つの課題から検討を行った。実験の結果、【a】平面上の位置記憶と異なり注視点の奥行き位置が標的の奥行き定位に影響を与えないこと、【b】仮想3D空間は実際より小さく知覚されること、【c】記憶された標的位置は、被験者の課題によって異なる方向にずれることが明らかとなった。特に【c】に関して、自ら行動して空間内の物体を操作する場合(位置再現課題)は記憶された奥行き位置はゼロ視差 (zero disparity) の方向へずれたが、単純知覚的判断課題(位置検出課題)ではすべての標的刺激の平均奥行き位置へずれた。この結果は、3次元空間における知覚的歪みが被験者の作業種類により変化する可能性を示唆している。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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