研究課題/領域番号 |
13J07890
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
飯村 健司 千葉大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | アルゴリズミックデザイン / フレキシブルマニュファクチュアリング / 構工法計画 / アルゴリズミック・デザイン / コンピュテーショナル・デザイン / 建築部品 / 自動設計 / 自由曲面 |
研究実績の概要 |
昨年度は、コンピュータ上の形状モデルについて、これを構成する部材モデルの接続関係を管理し、篏合のディテールを自動生成するための情報構造とアルゴリズムについて考察した。本年度は、これら自動生成された部品をどのように実制作につなげるかについて実践的に考察した(テーマ3)。 通例、形状モデルはコンピュータ上では制約なく作成できるが、実際に制作可能であるとは限らない。そこで、モデリング中における形態操作を、実際における母材に対する加工手順と対応させることで、生産可能性が保証された形状モデルを定義する方法を実装した。更に、この加工をパラメトリックなオブジェクトとして定義すると、これに与えるパラメータ及び計算結果を、実際の部品加工・施工にも応用可能な情報として活用することができる。(1)コンピュータ上で簡素な骨組みモデルを定義し、(2)各部材断面のプロパティと各部材の標準的な納まりを与えておけば、(3)実装されたアプリケーションによって部材と部材とが接続関係をもつ箇所を自動検出し、それぞれに納まりに必要となるディテールを自動生成することができる。従来の設計法に近いモデルの入力方法 (1)のもと、後続するプロセスとして(2)のユーザインタフェース、(3)のシステムの実装が可能であり、ユーザビリティの高い設計プロセスが実現可能である。特に、このような平易なシステムものと作成される三次元形状モデルは、実現に必要となる情報を有しているため、構工法計画のシミュレーションに適用し得る。 申請者は、設計施工が難しいとして知られるテンセグリティ構造をもつ自由曲面屋根支持架構をセルフビルドし、このシステムの可用性を評価した。構工法は、部品それぞれの成り立ちと関係に関するロジックそのものであり、それらロジックをアルゴリズムとして記述することで建築生産の多方面へ応用可能であることがわかる。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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