研究課題/領域番号 |
13J08213
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
高分子化学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
松尾 悠里 東京工業大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC1)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2015年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | リビングアニオン重合 / 結合反応 / テトラブロック共重合体 / トリブロック共重合体 / スチレン誘導体 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、リビングアニオン重合と特別に分子設計した結合反応を組み合わせた合成法の確立と汎用性を追求して、リビングアニオン重合のみでは合成が困難な連鎖順の異なる新規トリ、テトラ、及びマルチブロック共重合体の精密合成を可能にすることである。 本年は昨年度まで用いてきたビニルモノマー類であるスチレン、2-ビニルピリジン、メタクリル酸エステルに加え、これらとは大きく反応性の異なる開環重合性モノマーであるブチレンオキシドを用いてテトラブロック共重合体の精密合成を行った。開始末端および停止末端に結合点を導入したポリブチレンオキシドを設計し、リビングポリマーアニオンとの結合反応を繰り返すことで、末端ブロックだけでなく、中央ブロックにも開環重合して得られるポリブチレンオキシドセグメントが導入されたテトラブロック共重合体の合成に成功し、提案している合成法の有用性を確かめた。 一連の研究では、リビングアニオン重合と特別に分子設計した結合反応を組み合わせた独創的な合成法の開発を行うことで、任意の連鎖順のブロック共重合体を合成できるようになると考えられ、高分子合成における長年の懸案が解決される。それにより連鎖順と物性、モルフォロジーなどの機能発現の関係が明らかとなり、幅広い分子設計ができるようになるため、NanoscienceやNanotechnologyを目指した材料開発も可能となり、高分子合成のみならず物性面でも極めてインパクトの大きい研究となる。
|
現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|